大東建託って更新料が掛からないみたいだけど…
なんで大東建託の更新料は掛からないんだろう?
大東建託の更新料について詳しく知りたい!
このような疑問にお答えします。
筆者は賃貸営業歴5年の賃貸営業マンです。
宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士の資格も保有しています。
大東建託は大きなメリットの一つとして、
「更新料なし」
が挙げられます。
実際に筆者のお客様で「更新料なし」が決め手となって大東建託の物件を契約された方も少なくありません。
今回はそんな大東建託の更新料について詳しく解説していきます。
この記事をお読みいただければ大東建託の更新料についてはバッチリです!
そもそも更新料って?
まずはそもそも更新料って?という疑問について解説していきます。
更新料とは賃貸契約の期間を更新する時に支払う契約手数料です。
一般的な賃貸契約の契約期間は2年となりますので、更新料がある物件では2年毎に更新料を支払う必要があります。
更新料の相場は賃料の1ヵ月分です。
中には更新料を賃料の2ヵ月分とする物件もございますので、賃貸契約の際にはよく確認するようにしましょう。
更新料は地域によって不要なケースも多い
実は更新料は地域によって「更新料の支払いがあることが一般的な地域」と「更新料が不要な地域」に大きく分けられています。
関東エリアでは更新料を支払う事が一般的なことに対して、関西エリアや北海道などでは更新料の支払いが不要な場合が多いです。
ですので関東エリアにお住まいでない方は賃貸契約に更新料というものが存在すること自体知らない方も少なくないと思います。
更新料にはどのような意味があるのか
平成23年の最高裁では、
「更新料は、一般に、家賃の補充ないし前払、賃貸借契約を継続するための対価等の趣旨を含む複合的な性質を有するものと解するのが相当である。」
とされています。
- 更新料を頂くことで月々の賃料を抑えることができる
- 継続して住居を提供するお礼金
更新料分の収入を考えれば月々の賃料を抑えて入居者に還元する事ができます。
また、単純に契約の更新をさせてもらうお礼金の意味合いもあるでしょう。
正確には更新料の定義は定まっていませんが、不動産会社側・オーナー側にメリットが多い費用になりますね。
大東建託は更新料なし!
大東建託は更新料が全ての物件でなしとなります。
関東エリアの大東建託以外の物件では、ほとんどの物件で更新料が賃料の1か月分掛かる物件となっているので、とても大きな差別化ができています。
更新料が発生する場合だと、2年後の更新の際に支払う費用が色々と重なり、入居者にとって非常に大きな負担となります。
- 当月分の賃料・共益費
- 更新料
- 火災保険更新料
2年後の更新の際には上記の3点をまとめて払わなくてはいけなくなります。
火災保険も2年毎の契約プランがほとんどですので、火災保険の更新料(約15,000円~20,000円)に加えて通常の賃料分と更新料を合わせて2ヵ月分の賃料も払わなければいけないのです。
その点、大東建託物件なら2年後の更新の際も更新料の支払いがございませんので、大きな負担となりません。
さらに更新はその後の2年後、さらに2年後と続いていきますので、長期的に入居する可能性が高い人ほど更新料のない大東建託物件はお得になっています。
大東建託の更新料はなぜ掛からないのか?
でもなんで大東建託の更新料は掛からないの?
このような疑問をお持ちになる方も多いでしょう。
この点においてはまず単純に大東建託の企業努力といった捉え方ができます。
管理戸数No.1で約113万戸の物件を保有している大東建託ですから、全ての物件で更新料を無料にしているというのは非常に大きな欠損です。
しかし、
- 更新料をなしとすることで他社との差別化を図り成約率向上
- 更新料がない事で「更新を機に引っ越し」を防ぎ契約更新率の向上
上記2点のメリットも生まれてくるので、更新料を全ての物件で無料としたとしても大東建託側もそこまで大きな欠損とはなっていないのではないかと思います。
さらにもう一つの可能性として、
更新料をなしとすることで賃料を相場よりも少し高めに設定している
このような可能性も浮上してきます。
実際に大東建託の物件は相場よりも少し高めに賃料設定されていることが多い印象です。
また、家賃交渉も比較的通りやすい不動産会社ですので、実際に意図的に高めに家賃を設定している可能性は高いのではないかと筆者は感じでいます。
大東建託の物件を前向きに検討する場合は、最後に家賃交渉を入れる事で2,000円前後は家賃が下がる可能性があります。
まとめ
今回は大東建託の更新料について詳しく解説致しました。
大東建託は更新料をなしとすることで、
を戦略として狙っているのではないかと思います。
しかし入居者側にとっても「更新料なし」は非常に大きいメリットです。
特に長期で入居をお考えの方には、更新料がない大東建託の物件はおすすめと言えるでしょう。
また、さらに詳しく大東建託について知りたい方は下記の人気記事も参考にご覧ください。
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