「現在入居審査中だけど…
保証会社から本人確認の電話がきたら審査OKなのかな?
詳しく知りたい!」
このような疑問にお答えします。
筆者は賃貸営業歴5年の賃貸営業マンです。
これまでに1000件以上の成約を頂いてきました。
宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士の資格も保有しています。
賃貸の入居審査。
「審査大丈夫かなぁ…」
という不安の中で保証会社から本人確認の電話がきたら、
「審査OKかな!?」
という期待と疑問は誰もがお持ちになるかと思います。
今回は「保証会社から本人確認の電話がきたら審査OK?」という疑問について詳しく解説していきます。
また、保証会社から本人確認の電話がこない場合についても詳しく解説していきますので、この記事を読めば保証会社の本人確認の電話についてバッチリですよ!
入居審査で保証会社から本人確認の電話がきたら審査OK?
まずはさっそく結論ですが、
保証会社から本人確認の電話がきたら審査OKとなる可能性が高い
という事になります。
保証会社から本人確認の電話がきたら100%審査OKと断定はできませんが、入居審査がOKとなる可能性はかなり高いと言えるでしょう。
その理由は、保証会社の入居審査が下記のような流れで進んでいるからです。
- 書類審査(滞納歴を調べる保証会社もある)
- 本人電話確認
- 緊急連絡先もしくは連帯保証人電話確認
- 審査OK
もちろん全ての保証会社がこの入居審査の流れで進んでいるわけではないと思いますが、ほとんどの保証会社は第一段階の書類審査等で通過した後に本人へ電話確認をする流れとなっています。
つまり、本人確認の電話がきたら第一段階の審査は通過しているケースが高く、本人への電話確認と緊急連絡先(または連帯保証人)への電話確認ができれば審査OKとなる状況になっている可能性が高いと言えます。
賃貸管理会社から電話確認があるケースも
保証会社からの本人確認連絡だけではなく、管理会社からも電話確認が入るケースがあります。
とは言っても、特に難しいことを聞かれることはありません。
- 記載された電話番号は入居申し込み者本人で間違いないか
- 入居申し込み書に記載された内容に間違いはないか など…
管理会社から聞かれる内容としても保証会社の電話確認と大きく変わることはありませんので、普通に聞かれたことをそのままお答えいただければ大丈夫です。
本人確認の電話がきても審査に落ちるケースとは
基本的に本人確認の電話がくれば審査OKとなる可能性が高いとはいえ、やはり審査に落ちてしまうケースもあります。
どのようなケースで審査に落ちてしまうかというと、
審査に落ちてしまうケース
- 入居申込書に明らかな虚偽があった
- 電話の対応があまりにも悪い
- 質問に対してまともに返答しない
などが考えられます。
とはいえ、普通に対応している人であれば本人確認の電話で審査に落ちてしまうことはほとんどないはずです。
収入面が問題なく家賃滞納リスクが低い人(書類審査でOKな人)であれば、家賃保証会社としても契約を結んでほしいですからね。
入居審査の電話に出られなかった場合は折り返し電話を
保証会社や管理会社からいつ確認の電話がくるか分かりません。
お仕事などで電話に出れない事も多いでしょう。
入居審査の本人確認の電話に出れなかった場合でも折り返し電話をして頂ければ大丈夫です。
また保証会社や管理会社から電話が来るのを待つという形でも大丈夫ですが、本人確認が取れないといつまで経っても入居審査の結果が出ませんし、次もいつ掛かってくるかは分かりませんので、早急に折り返し電話をした方が良いです。
保証会社から本人確認の電話がこなかったら審査落ち?
保証会社から本人確認の電話がこないからといって審査に落ちてしまうというわけではありません。
第一段階の書類審査の段階で不備書類があってなかなか審査が進んでいないという事も考えられますし、最近は本人確認の電話がなくても審査がOKとなる保証会社も多くなっています。
筆者の勤めている不動産会社が利用している保証会社では、本人確認の電話がなくても審査が問題なくOKとなるお客様も多いです。
また、お客様によって連絡が入った・入らなかったという事もありましたので、審査内容によっても本人確認の電話がくるかこないかが異なる保証会社もあるようです。
ですので、保証会社からなかなか本人確認の電話がこなくてもあまり焦らずに、どうしても不安なようなら担当の営業マンに「入居審査の状況はどうでしょうか?」と確認の連絡をしてみるのも良いでしょう。
緊急連絡先・連帯保証人に電話連絡が入ることを伝えよう
入居審査を円滑に通過するためには、事前に緊急連絡先や連帯保証人になって頂く人に、
「保証会社から電話連絡が入る」
という事を伝えておくことが大切です。
何も知らされていない状態で保証会社から連絡が来ても、知らない番号だと出ない方が多いですし、いきなり緊急連絡先、連帯保証人になる事になっていると聞かされたらビックリしてしまいます。
できればお部屋探しを行う段階から緊急連絡先や連帯保証人になってくれる人に事前にお伝えしておくとスムーズです。
勤め先にも保証会社から確認連絡がある?
保証会社から在籍の確認のために勤め先へ確認連絡が入ることがあります。
しかし、あまり勤め先に確認連絡をして欲しくない方も多いでしょう。
これは入居申し込み時の身分証の提出時に社会保険証を提示することで解決できます。
社会保険証で在籍の確認が取れるからです。
入居申し込み時には顔写真付きの身分証(運転免許証がベスト)と社会保険証を提示することで入居審査がスムーズに進みます。
ただし、中には社会保険証の提示を受けていても電話確認をする保証会社もあるかもしれませんので、心配な方は入居審査時に電話連絡を入れないでほしいと相談してみましょう。
ですが近年は勤め先まで電話確認をするケースはかなり少なくなっていますので、あまり心配されなくても大丈夫です。
まとめ
今回は保証会社からの本人確認について詳しく解説いたしました。
保証会社から本人確認の電話がくれば100%とは言えませんが、審査がOKとなる確率はかなり高くなったと言えます。
しかし、緊急連絡先や連帯保証人の方と連絡が繋がらずに審査が滞ってしまう可能性もありますので、事前にしっかりお伝えしておくことで入居審査の結果がスムーズに出るはずです。
皆様のより良いお部屋探しを心よりお祈り申し上げます。