これから入居審査を受けるけど…
入居審査に落ちる割合ってどれくらいなんだろう?
審査に落ちやすい人はどういった人なのかな?
このような疑問にお答えします。
筆者は賃貸営業歴5年の賃貸営業マンです。
宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士の資格も保有しています。
これから入居審査を受ける方の中には、入居審査に通るか不安を抱いている方もいらっしゃると思います。
「入居審査はどのくらいの割合で落ちるのか」
「入居審査に落ちやすい人の特徴は?」
不安を抱くのと同時に、このような疑問も一緒に抱く方も多いのではないでしょうか?
今回は入居審査に落ちる割合と入居審査に落ちやすい人の特徴を詳しく解説していきます。
この記事をお読み頂ければ、現在抱いている不安や疑問を解決できますよ!
Contents
入居審査に落ちる割合
入居審査に落ちる割合はだいたい2割程となります。
このだいたい2割という数値は1000件以上成約してきた筆者の体感の数値(審査が不承認となった記録を全て残しているわけではないので体感の数値となります)ですが、ネット上で調べてみても2割前後という意見が多いので大きくずれてはいない数値だと思います。
保証会社によっても入居審査に落ちる割合は大きく異なる
例えば賃貸業界の中で最も審査承認率が高いとされる「フォーシーズ株式会社」の審査承認率は98%とも言われています。
筆者の勤めているエリアでフォーシーズを利用している不動産会社が存在しないので筆者は利用したことが無いのですが、高い承認率な分、保証委託料がかなり高いようです。
反対に筆者の不動産会社で利用しているオリエントコーポレーションは筆者の体感でいくと7割前後の承認率だと思われます。
これはオリエントコーポレーションが信販系の保証会社であり、クレジットカードや携帯代の滞納履歴を主として入居審査の基準としているためです。
一般的に信販系の保証会社は審査が厳しいと言われています。
このように賃貸の入居審査というのは、利用している保証会社によって落ちる割合が大きく変化することになります。
まとめると入居審査に落ちる割合は2割前後
また、賃貸の入居審査は保証会社の審査が全てという訳ではなく、「管理会社」や「オーナー」の入居審査もあります。
この管理会社やオーナー審査も含めたうえで、審査がゆるい保証会社、審査が厳しい保証会社を全て大きくまとめると入居審査に落ちる割合はだいたい2割くらいになるという事になります。
ですが、当然利用する保証会社やオーナーによって審査が非常に厳しかったり、反対に非常にゆるかったりしますのであくまで参考程度の数値としてお考えいただけますと幸いです。
入居審査に落ちやすい人の3つの特徴
賃貸の入居審査を大きくまとめてみた時に全体のだいたい2割前後が入居審査に落ちてしまうという点はご理解頂けたかと思います。
では入居審査に落ちてしまう人は具体的にどのような人なのか。
ここでは入居審査に落ちやすい人の特徴を3つにまとめて詳しく解説していきます。
- クレジットカードや携帯代を滞納した事がある
- 家賃と収入のバランスが悪すぎる
- 自営業(フリーランス)・水商売・アルバイト・フリーター
一つ一つ詳しく解説していきます。
クレジットカードや携帯代、家賃を滞納したことがある人は入居審査に落ちやすくなります。
個人信用情報を元に入居審査を行う信販系と呼ばれる保証会社だと、滞納歴がある方に関しては一発で審査NGとなる事が多いです。
また、滞納歴がある方に関して詳しく解説している記事がございますので、よろしければ下記の記事も参考にご覧下さい。
滞納歴がある方の関連記事
家賃と収入のバランスが悪すぎる人も入居審査に落ちやすくなります。
例えば、月収20万円の人が家賃10万円の物件を選択するなどです。
あくまで目安となりますが、収入に対して1/3までの家賃とすると入居審査には問題ない設定となります。
下記の目安表を参考に収入と家賃のバランスを考えて物件を選択していきましょう。
家賃 | 月収 | 年収 |
5万円 | 15万円 | 180万円 |
6万円 | 18万円 | 216万円 |
7万円 | 21万円 | 252万円 |
8万円 | 24万円 | 288万円 |
9万円 | 27万円 | 324万円 |
10万円 | 30万円 | 360万円 |
11万円 | 33万円 | 396万円 |
12万円 | 36万円 | 432万円 |
また、さらに詳しく家賃と収入のバランスについて知りたい方は下記の記事もどうぞ!
自営業(フリーランス)・水商売・アルバイト・フリーターなどの職種によっても審査に落ちやすくなる場合があります。
落ちやすくなる理由としては、
- 収入が安定していないこと
- 社会的信頼の低さ
上記2点がおもな理由となります。
入居審査に通過するには?
入居審査に落ちやすい人は審査に通過することが出来ないの?
入居審査に落ちやすい人でも入居審査の通過率を高める事が出来ます。
クレジットカードや携帯代を滞納したことがある人は信販系の保証会社を避けて、独自の審査基準で入居審査を行う保証会社を選ぶことで入居審査の通過率を高める事が出来ます。
クレジットカードや携帯代などの滞納歴は、個人信用情報を確認できる保証会社でないと滞納歴を確認することが出来ません。
つまり信販系の保証会社ではない独自の審査基準で入居審査を行う保証会社であれば、滞納歴は入居審査に反映されないため、その他の収入面などの内容が問題なければ入居審査に通過することが出来るでしょう。
具体的には下記のような保証会社です。
- フォーシーズ株式会社
- 日本セーフティー株式会社
- 株式会社Casa(カーサ)
- ジェイリース株式社
- 日本賃貸保証株式会社(JID)など…
収入に対してバランスの良い家賃の物件を選ぶことで入居審査の通過率を高める事が出来ます。
先程お伝えした下記の表を参考にして頂ければと存じますが、下記の表よりもさらに家賃を抑える事でさらに入居審査に通過できる可能性は高まります。
家賃 | 月収 | 年収 |
5万円 | 15万円 | 180万円 |
6万円 | 18万円 | 216万円 |
7万円 | 21万円 | 252万円 |
8万円 | 24万円 | 288万円 |
9万円 | 27万円 | 324万円 |
10万円 | 30万円 | 360万円 |
11万円 | 33万円 | 396万円 |
12万円 | 36万円 | 432万円 |
自営業(フリーランス)の方などで収入が安定していない方や、フリーターで収入が低い方は貯金残高に余力があれば残高証明書を提出して審査をする事も一つの手です。
全ての不動産会社で残高証明書によって審査を受け入れてくれるわけではありませんが、貯金残高に余力があれば現在無職の方でも入居審査に通過することが出来る物件もありますよ!
入居審査にはさまざまな手段・方法がある
入居審査には一つの方法だけではなく、さまざまな手段や方法で入居審査を受ける事が出来ます。
先程の残高証明書の例も一つです。
その他には、両親や親族に代わりに契約者になってもらう代理契約や、同棲の場合は同棲相手に契約者を変更して入居審査にかけ直すなど。
さらに不動産会社によってはいくつか利用できる保証会社を複数準備している不動産会社も多いです(実際に筆者が勤めている不動産会社は3つの保証会社を利用する事が出来ます)
ですので、一つの保証会社で審査がNGとなってしまっても、また別の保証会社で審査を掛け直すことが出来る不動産会社もあります。
このようにさまざまな手段・方法で入居審査を受けることができる物件も存在します。
借りに入居審査がNGとなってしまっても、担当の営業マンがまた別のプランで審査を掛け直す提案をしてくれるはずです。
入居審査に落ちる人の割合まとめ
今回は入居審査に落ちる人の割合について詳しく解説致しました。
入居審査というのは、
入居審査=家賃を支払えるかどうか
が一番の焦点となります。
収入がしっかりあって収入に見合った家賃を選択していれば基本的には入居審査というのは通るものですので、あまり不安にならずに結果を待ちましょう。
仮に入居審査に落ちてしまったとしても別の方法で再度入居審査を受けれる場合もありますので、担当の営業マンに相談してみてください。
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