「これからレオパレスを契約するけど…
オプション商品の抗菌施工は本当に必要?
断ることもできる?
レオパレスの抗菌施工について詳しく知りたい!」
このような疑問にお答えします。
筆者は賃貸営業歴5年の賃貸営業マンです。
宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士の資格も保有しています。
これからレオパレスの物件を契約される方で、契約金に含まれている「抗菌施工代」について下記のような疑問を感じている方も多いと思います。
- 抗菌施工ってなに?
- どんなことをするの?
- 本当に必要なの?
- 普通の清掃とは違うの?
- 抗菌施工代の相場は?
- 抗菌施工は自分でできる?
- 抗菌施工を断るには?
そこで今回はレオパレスの抗菌施工について知っておくべき4つのポイントをお伝えしていきます。
- レオパレスの抗菌施工とは
- レオパレスの抗菌施工は高いのか
- レオパレスの抗菌施工は必要か
- レオパレスの抗菌施工を断る方法
上記4つのポイントを詳しく解説をしていきます。
この記事をお読みいただければレオパレスの抗菌施工についての疑問や悩みはすべて解決できますよ!
レオパレスの抗菌施工とは
レオパレスの抗菌施工に限らず、多くの賃貸不動産会社で行われる「室内消毒」。
一般的に室内消毒は、
害虫駆除、室内の除菌・抗菌・消臭
などに効果があります。
室内消毒を行うことで、ゴキブリなどの害虫の駆除や目に見えない雑菌の除菌。
さらには抗菌や消臭などに効果がある室内消毒が多いです。
施工方法としては、
スプレー缶にて噴射される簡易的な消毒を行う業者もあれば、専門の機材を使って消毒を行う不動産業者もあります。
賃貸不動産会社が行う「室内消毒」は、それぞれの不動産会社によって施工方法や効果が異なっていきます。
ではレオパレスの抗菌施工はどのような内容なのかというと、
Q.抗菌施工や光触媒施工サービスとは何ですか?
A.より快適にご入居いただくために室内における細菌の増殖を抑止することを目的とし、ご入居前にオプションとして施工させていただくサービスです。
引用:レオパレス公式サイト
レオパレス公式サイトには具体的な施工方法は回答されておらず、効果としても、
「室内における細菌の増殖を抑止する」
という点しか記載されていないので、害虫駆除や消臭といった効果は望めない可能性があります。
レオパレスの抗菌施工を前向きに検討される場合は、担当の営業スタッフに効果を確認したり、パンフレットをもらってしっかり効果を確認してからの方が良いでしょう。
ハウスクリーニングとは違うの?
実際にお客様からよくご質問いただくのが室内消毒とハウスクリーニング代(室内清掃代)との違いです。
ハウスクリーニング代は清掃業者にて行う室内の清掃費用となります。
このハウスクリーニングはあくまでも室内の清掃のみで、害虫駆除や室内の除菌抗菌消臭に効果があるものではありません。
ですので、室内消毒とハウスクリーニングはそれぞれ全く別のものとなります。
レオパレスの場合も契約時に支払う抗菌施工代と、退去時に支払う基本清掃料は全く別の費用となりますので注意しましょう。
レオパレスの抗菌施工は高いのか
レオパレスの抗菌施工代は18,040円(税込み)となります。
賃貸不動産会社が行う室内消毒代の相場は15,000円~20,000円前後となりますので、レオパレスの抗菌施工代は相場どおりと言えます。
室内消毒代はそもそもが割高
いくらレオパレスの抗菌施工代が相場通りの金額とは言っても、賃貸不動産会社が行う室内消毒代は「そもそもが割高」です。
多くの不動産会社で原価1,000円~2,000円前後の商品を2万円前後の金額で請求しています。
施工代・人件費も加わるとはいえ、入居者側にとっては非常に割高です。
抗菌施工は自分でやることもできる?
抗菌施工は自分で行うこともできます。
抗菌・除菌スプレーなどで清掃を行ったり、バルサンを焚いて害虫駆除を行うなど…
手間はかかりますが、抗菌施工代を大きく抑えることができます。
関連記事>>室内消毒代とは?自分で消毒してもいいの?賃貸営業マンが解説
レオパレスの抗菌施工は必要?
賃貸営業マンの筆者としては、
「不動産会社の室内消毒代は割高でおすすめできない」
という結論です。
さらに「割高」という点だけではなく、
「本当に抗菌施工を行ったのかどうか分からない」
という理由もあります。
ほとんどの不動産会社はしっかりと抗菌施工を行ってくれますが、抗菌施工代をもらうだけもらって抗菌施工をしないという悪徳な業者も存在する可能性は否めません。
ですので、
「抗菌や害虫駆除はやっておきたいな」
とお考えの方は、できる限り自分で抗菌・害虫駆除を行うことをおすすめしますが、結構な手間になってしまうことも事実です。
「忙しくて自分で抗菌施工をできない」という方は、担当の不動産会社が信頼を置ける不動産会社であれば、割高の部分には妥協をして抗菌施工を不動産会社にそのまま依頼するのも一つの手です。
レオパレスの抗菌施工を断る方法
抗菌施工を断る方法は…特にありません。
そのまま普通に「自分で抗菌施工を行うので外してください」ときっぱり断りましょう。
強いて言うのであれば、初期費用の見積もりを提示された段階で断っておくのがスムーズです。
そのままズルズルと契約まで長引いてしまうと、どんどん断りづらくなってしまいます。
今は2018年に発生したアパマンショップの爆破事件以降、抗菌施工に関してはかなり簡単に断れるようになりました。
それまでは「抗菌施工は必須」としていた不動産会社も「必須ではなく任意」とするようになったり、中にはしばらく抗菌施工を販売しなくなった不動産会社も出てきましたからね。
レオパレスも同様に、以前に比べて抗菌施工を任意としてかんたんに外せる店舗が多いのではないかと思います。
まとめ
今回はレオパレスの抗菌施工について詳しく解説をいたしました。
賃貸の室内消毒は不透明な部分が多く、割高となるケースがほとんどです。
もちろんレオパレスの抗菌施工も例外ではありません。
ご自身でバルサンなどで室内消毒を行える場合は、ご自身で室内消毒を行うことをおすすめ致します。
しかし、入居前に事前に室内消毒がされているというのはかなり楽です。
ですのでご自身で室内消毒を行うことが難しい場合は、多少割高となりますがレオパレスに抗菌施工を行ってもらうのも悪い選択肢ではないと思います。
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また、レオパレスについてお部屋探しから契約内容まで全てをまとめた記事もございますので、レオパレスについてさらに詳しく知りたい方は下記の記事もどうぞ!
皆様のより良いお部屋探しを心よりお祈り申し上げます。