「賃貸の入居審査の期間はどのくらいなんだろう?
期間が遅いとやっぱり入居審査に落ちちゃうのかな?
スムーズに入居審査に通る方法も知りたい!」
このような疑問にお答えします。
筆者は賃貸営業歴5年の賃貸営業マンです。
宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士の資格も保有しています。
せっかく気に入ったお部屋を見つけたのに審査が駄目だったら…
入居審査の結果はできるだけ早く結果を知りたいですよね?
そこで今回は賃貸入居審査の期間について詳しく解説をしていきます。
- 賃貸入居審査の期間はどのくらい?
- 審査結果が遅いと審査に落ちてるの?
- 審査結果が遅い理由
- 審査結果が一週間以上経っても出ない時
- 賃貸入居審査の期間を早めるために
上記5つのポイントについて解説をしていきますので、この記事をお読みいただければ賃貸入居審査の期間についてバッチリですよ!
賃貸入居審査の期間はどのくらい?
賃貸入居審査の期間は平均して2日~3日で結果が出ます。
ただ、年々保証会社の入居審査の結果が出る期間は早くなっており、入居申し込みから即日で入居審査の結果が出る事も珍しくありません。
私が勤めていた不動産会社で利用していた保証会社は、
- オリエントコーポレーション
- 日本セーフティー
- ジェイリース
この3社は入居必要書類や入居申し込み書に不備がなければ即日で審査結果が出てきました。
賃貸ハウスメーカーの物件だと、
- 大東建託
- 積水ハウス不動産
この2社は特に審査の結果が早く、入居申し込み即日で結果が出る事もありました。
逆にダイワリビング(D-room物件)の入居審査は1週間程掛かることも多く、他の不動産会社と比べても圧倒的に審査結果が遅かったです。
これは私が勤めていたエリアだけなのかもしれませんが、ダイワリビングの物件に入居申し込みをする際は入居審査にご注意ください。
まとめますと、不動産会社の定休日や保証会社の定休日を含めて5日間ほど経っても、まだ入居審査の結果が出ない場合は一度担当の営業マンに審査状況を確認した方がよいでしょう。
関連記事>>大和リビング(D-room)審査結果の連絡は遅い?日数は?
審査結果が遅いと審査に落ちてるの?
入居審査の結果がなかなか出てこない場合、入居審査に落ちてしまうのではないかと不安になりますが、
入居審査に落ちてしまう時ほど審査結果は早く出ることが多いです
なぜ結果が早くなるかというと、賃貸保証会社の審査は「明確な審査基準」があるので、その基準に達していない審査対象者は即審査落ちとなるからです。
つまり、審査の結果がなかなか出てこない時ほど入居審査に通過する可能性が高いと言えます。
この点に関しましては下記の記事にてさらに詳しく解説をしています。
ぜひ参考にご覧ください。
審査結果が遅い理由
入居申し込み書の不備や必要書類に不備が無いのになかなか結果が出ない場合の理由はいくつか挙げられます。
- 担当営業マンによるうっかりミス
- 不動産会社や保証会社の定休日の関係
- 繁忙期シーズン(1月~3月)による遅れ
それぞれ解説していきます。
担当営業マンによるうっかりミス
- 入居申し込み書類を保証会社や管理会社に提出し忘れる
- 審査の結果が出ているのに契約者へ連絡をし忘れる
特に店舗が混み合ってしまう土曜日や日曜日だったり、繁忙期シーズン(1月~3月)にはうっかりミスが発生しやすいです。
実際に筆者も営業マン時代にこのようなミスは何度かありました…
ですので、入居申し込みから3日目程経っても入居審査の結果が出ない場合は、
「入居審査の結果はいかがでしょうか?」
と、担当の営業マンに様子を伺う連絡を入れてみた方がいいでしょう。
不動産会社や保証会社の定休日の関係
不動産会社は火曜日や水曜日が定休日の店舗が多いです。
保証会社は定休日がなく審査が行われていることが多いですが、定休日が悪い形で繋がってしまうこともあり、入居審査の結果がなかなか出ずに連絡が遅くなってしまう事があります。
繁忙期シーズン(1月~3月)による遅れ
繁忙期シーズンによって担当営業マンのうっかりミスによる遅れも発生する可能性がありますが、
- 店舗全体が立て込んでしまっている
- 保証会社や管理会社、オーナーも立て込んでしまっている
上記の理由で審査結果が遅れてしまう事もあります。
そのため繁忙期シーズン(1月~3月)では、3日~5日程は審査結果が出ない可能性もあります。
審査が一週間以上、10日以上経っても結果が出ない時
入居審査の状況や不動産会社、オーナーによっては一週間経っても入居審査の結果が出ない時も稀にあります。
このようなケースはどこかしらで問題が発生している可能性が高いです。
たとえば、
- オーナーが旅行に出ててオーナー審査が降りない
- 管理会社が入居審査を掛け忘れている
- 仲介業者、管理会社、オーナーのどこかで連絡が途絶えている
などなど…
様々な理由が考えられます。
対策としては「とにかく仲介業者の担当者にこまめに確認連絡をすること」です。
審査の結果が一週間以上掛かるケースを下記の記事でさらに詳しく解説しています。
よろしければぜひ参考にご覧ください。
・入居審査に時間かかりすぎ!10日以上、二週間以上かかるもの?
賃貸の入居審査期間を早めるために
賃貸の入居審査機関を早めるためにできることがいくつかあります。
- 必要書類をしっかり準備する
- 追加の必要書類にも即対応する
- 保証会社からの電話連絡にすぐ対応する
こちらもそれぞれ解説していきます。
必要書類をしっかり準備する
入居審査の結果が遅れてしまう理由には契約者側にも問題があるケースもあります。
その大きな理由の一つとして入居審査に必要な書類が不足していることです。
入居審査に必要な書類は基本的に下記の通りとなります。
- 印鑑
- 身分証コピー(運転免許証、保険証、パスポート、住基カードなど)
- 入居申し込みの記載
- その他(所得証明書や残高証明書、内定通知書など)
入居審査で所得証明書や内定通知書が必要な場合、入居申し込み当日にを持ち合わせてる人は少ないので後日メールやFAXから送っていただく形となるのですが、この提出が遅れてしまった分だけ入居審査の結果も遅れてしまう形となります。
また、入居申し込み書の記載欄では緊急連絡先や連帯保証人の生年月日や勤め先情報が不足して審査が進まないケースも多いです。
こちらも早めに確認をして担当営業マンに伝えるようにしましょう。
追加の必要書類にも即対応する
審査中の段階で、保証会社や管理会社から追加の必要書類や申し込み書の不備欄の連絡がくることがあります。
こちらも担当の営業マンから依頼が来たらすぐに対応するようにしましょう。
保証会社から意思確認の連絡が入る可能性がある
さらに入居審査の保証会社から意思確認の連絡が入る可能性があります。
この保証会社からの連絡に出てもらえず、審査の結果がいつまで経っても出ないことも多いです。
契約者本人だけでなく、緊急連絡先や連帯保証人にも連絡が入る可能性があります。
特に緊急連絡先や連帯保証人と連絡が付かずに入居審査が滞ってしまうことは非常に多いです。
緊急連絡先や連帯保証人をお願いする方へは必ず入居審査前に保証会社から連絡が入る可能性があることを伝えておきましょう。
入居審査で保証会社から本人確認の電話がきたら審査OK?こない場合は?
まとめ
今回は賃貸入居審査の期間について解説いたしました。
最近は即日で入居審査結果が出る保証会社や不動産会社が多くなりました。
ですが、不動産会社の定休日の関係や不足書類などがあると入居審査の結果が遅れてしまう事もあります。
まずは契約者としてできることをしっかり行う事が、賃貸入居審査をスムーズに通過するための近道です。
皆様のより良いお引越しを心よりお祈り申し上げます。