「カナリーの賃貸アプリで部屋探しを考えているけど…
仲介手数料はいくらなんだろう?
カナリーの仲介手数料について詳しく知りたい!」
このような疑問にお答えします。
筆者は賃貸営業歴5年の賃貸営業マンです。
宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士の資格も保有しています。
カナリーのアプリは2019年6月のリリースから累計100万ダウンロードを突破して急拡大している人気の賃貸アプリとなっています。
さらにカナリーは実際にアプリを利用された方の評価も非常に高く、
App Store評価レビューでは賃貸不動産アプリの中で最も高い★4.8を獲得しています。
そんなカナリーで部屋探しを検討されている方も多いと思いますが、仲介手数料について疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はカナリーの仲介手数料について詳しく解説していきます。
この記事をお読みいただくことでカナリーの仲介手数料についてしっかり理解することができますよ。
CANARY(カナリー)とは
出典:株式会社BluAge
まずはcanary(カナリー)についてかんたんに解説していきます。
- おとり物件はAI機能で大幅削減
- 内見予約までアプリで完結
- 市場の物件情報を網羅
- 全国エリアで利用可能
カナリーには上記のようなメリットがあり、カナリーを利用することで最良の部屋探し体験できると言えるでしょう。
また、カナリーは一般的な不動産会社ではなく賃貸物件情報アプリサービスであるという点に注意ですね。
運営会社BluAgeの概要
カナリーを運営するBluAgeの概要は下記のとおりとなります。
会社名 | 株式会社BluAge |
設立 | 2018年4月16日 |
資本金 | 6億9573万円 |
事業内容 | 部屋探しアプリ「CANARY(カナリー)」の運営 |
代表者 | 佐々木拓輝 |
所在地 | 東京都千代田区麹町6-2-6 PMO麹町11階 |
参考:株式会社BluAge
代表の佐々木氏をはじめ、東京大学卒業者のメンバーが多く非常に信頼が持てる会社と言えます。
カナリーの仲介手数料は物件によって異なる
カナリーの仲介手数料はいくらだろう?
結論を先にお伝えしますと、
カナリーの仲介手数料は物件によって異なる
となります。
先程も少しお伝えしたとおり、カナリーは賃貸情報を提供するアプリサービスです。
さまざまな不動産会社から物件情報を預かり、一つにまとめて情報を提供しています。
賃貸の仲介手数料は無料~賃料の1.1か月分となり、物件を取り扱う仲介不動産会社によってそれぞれ異なります。
そのため、カナリーに掲載されている物件によっては仲介手数料が無料の物件もあれば、仲介手数料が1.1か月分となる物件もあります。
ちなみに賃貸の仲介手数料の相場は賃料の0.55か月分~1.1か月分となりますので、カナリーに掲載されている多くの物件が賃料の0.55か月分~1.1か月分となるでしょう。
そもそも仲介手数料ってどんなお金?
仲介手数料とはお部屋探しをお手伝いした不動産業者に報酬として支払うお金です。
もちろん不動産業者も慈善事業ではありませんから、お客様に物件を紹介し成約となればその報酬をいただく形となります。
その報酬の名目が仲介手数料です。
不動産業者がお客様へ行うサービス
- 物件の紹介、物件の内見案内
- 貸主(オーナー)への交渉
- 契約手続き(書類作成や重要事項説明)
- お部屋探しから鍵渡し・入居までのサポート
- 管理物件の場合は入居後のアフターサービス
上記のように書き出していくと結構ありますよね。
仲介手数料は上記のようなさまざまなサービス料として支払う費用となります。
さらに詳しく仲介手数料について知りたい方は下記の記事も参考にご覧ください。
お部屋探し初期費用の仲介手数料って?金額相場や金額の違いを解説!
カナリーの仲介手数料は安くできる?
「仲介手数料を安く契約したい!」
と誰もが思うことでしょう。
結論としては、契約する物件が仲介不動産会社の大きな利益となる物件であれば、仲介手数料を割引してくれる可能性があります。
利益が高い物件①広告宣伝費が高い物件
仲介不動産会社は、お客様から頂く仲介手数料の売り上げの他に、管理会社から広告宣伝費(紹介料)がもらえることもあります。
広告宣伝費は相場として賃料の1ヶ月分をもらえるケースが多いです。
また、数は少ないですが賃料の2ヶ月・3ヶ月分の広告宣伝費がもらえる物件もあります。
高額な広告宣伝費となれば、仲介手数料を割引してもしっかりとした利益を上げることができるので、仲介手数料を割引してくれる可能性もあると言えます。
利益が高い物件②自社管理物件
上記でお伝えした広告宣伝費がもらえる物件は仲介不動産会社が管理をしていない他社物件でのケースです。
仲介不動産会社が自社管理する物件の場合もあり、自社管理物件は他社物件よりもかなり大きな利益となる契約となります。
- 仲介手数料
- 業務委託費
- 初期費用の売上
- 更新手数料
- 退去費用の売上
- 毎月の管理委託料
- オーナーの信頼
など…他社物件に比べてかなり利益が高いことがお分かりいただけると思います。
そして、仲介手数料の値引き交渉にも応じやすいと言えます。
また、最近は仲介手数料半額や仲介手数料無料の不動産会社も増えてきていますが、そのような不動産会社の多くは、
- 高額な広告宣伝費がもらえる物件
- 自社管理物件
上記2つの物件に絞っているので、紹介される物件数が少ない(対応可能な物件が少ない)などのデメリットがある点には注意が必要です。
反対に利益が低い物件も多い
反対に、広告宣伝費がほとんどもらえない物件や広告宣伝費が0円の物件も少なくありません。
そのような物件では、どんなにうまく交渉を持ちかけようとも、どんなに粘りこんでも仲介手数料の値下げをすることは難しいと言えます。
仲介手数料の値引き交渉はおすすめしない
契約する物件によっては高額な広告宣伝費がもらえたり、自社管理物件は利益が高いことは事実です。
しかしながら、筆者としては仲介手数料の値引き交渉はあまりおすすめしません。
不動産業者がお客様へ行うサービス
- 物件の紹介、物件の内見案内
- 貸主(オーナー)への交渉
- 契約手続き(書類作成や重要事項説明)
- お部屋探しから鍵渡し・入居までのサポート
- 管理物件の場合は入居後のアフターサービス
仲介手数料には上記のサービス料としての意味合いが込められており、しっかりとサービスを受けた入居希望者(契約者)はその対価として支払うべき費用だと考えるからです。
また、あまりにしつこく仲介手数料の値引き交渉を行うと、担当営業マンに嫌われて結果として損をするケースも考えられます。
どうしても費用を抑えたい人は、仲介手数料の値引き交渉ではなく、
礼金交渉やフリーレント(前家賃無料)交渉
を行った方がよっぽど成功率が高いと言えます。
この点に関しましては下記の記事にて詳しく解説していますので、よろしければ参考にご覧ください。
・仲介手数料の値下げ交渉は可能?7つのコツと3つのおすすめしない理由
・礼金交渉で失敗しない4つのコツ!【賃貸営業マンが教えます】
カナリーの利用方法・お問い合わせ方法
カナリーを利用するにはどうすればいい?
カナリーの利用方法はとてもかんたんです。
まずはアプリを無料ダウンロード
アプリダウンロードの段階ではメールアドレスなどの入力は一切ありませんので、すぐにダウンロードして利用することができます。
エリア選択
全国47都道府県からお探しのエリアを選択します。
すぐに物件検索可能
エリアを選択したらすぐに物件検索が可能です。
駅や地域からの物件検索だけではなく、通勤時間から検索できるのはとても便利ですね。
カナリー物件詳細画面
カナリーの物件詳細画面です。
写真をスライドすると、多くの室内写真を確認することができます。
また、画面右下の「実際に見学したいボタン」から簡単に内見予約も可能です。
らくらく内見予約
上記の画像が内見リクエスト画面です。
第1希望日時と第2希望日時までかんたんに入力することができます。
アプリでここまでかんたんに内見予約ができればとても便利ですよね。
また、内見予約の際に、
「氏名・メールアドレス・電話番号」
の入力が必要となります。
カナリーはLINEでやりとり可能!
また、カナリーは物件のお問い合わせや内見予約、エージェントとのやりとりも全てLINEでやりとりすることも可能です。
使い慣れたLINEでのやりとりによって、よりスムーズにお部屋探しができるでしょう。
カナリーは使いやすい賃貸アプリ
実際に筆者もカナリーを利用して物件検索してみましたが、シンプルな作りでとても使いやすかったです。
- 物件写真が豊富
- 物件情報もしっかり
- アプリ内で内見予約可能
- LINEでもやりとりできる
特に上記の点でカナリーの賃貸アプリは優れていると感じました。
おとり物件に惑わされたくない…
アプリでサクッと部屋探ししたい!
このような方には特におすすめできる賃貸アプリです。
まとめ
今回は賃貸アプリサービス「カナリー」の仲介手数料ついて詳しく解説をいたしました。
カナリーの仲介手数料は物件によって異なり、多くの物件は仲介手数料の相場である賃料の0.55か月分~1.1か月分となります。
中には仲介手数料の割引キャンペーンが行われている物件もありますので、ぜひ一度カナリーを利用してみてくださいね。
皆様のより良いお部屋探しを心よりお祈り申し上げます。
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