「これからマンスリーマンションを探すけど…
マンスリーマンションを利用する際に注意しておくべき点とかはあるのかな?
マンスリーマンションの注意点について詳しく知りたい!」
このような疑問にお答えします。
筆者は賃貸営業歴5年の賃貸営業マンです。
宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士の資格も保有しています。
- 家具家電付き
- 短期間の利用可能
- 契約手続きが簡単
- 初期費用が安い
など…マンスリーマンションには多くのメリットが存在します。
実際にこれからマンスリーマンションを契約予定の方もいらっしゃるでしょう。
しかし、マンスリーマンションを利用するにあたって注意点が気になる方もいらっしゃると思います。
特に初めてマンスリーマンションをされる方は色々と不安ですよね。
そこで今回はマンスリーマンションを利用する際に知っておきたい注意点7つを詳しく解説していきます。
- 内見は原則不可
- 契約金は原則一括前払い
- 友人や家族の宿泊・来客は不可
- 家具家電・インターネット・水道光熱費
- 家具家電などの破損
- 途中解約しても原則返金なし
- 延長利用ができない可能性がある
上記7つの内容を詳しく解説していきますので、この記事をお読みいただければマンスリーマンションの契約への不安はかなり解消されるはずです。
1.内見は原則不可
マンスリーマンションを利用する際にもっとも注意していただきたい点は、
内見は原則不可
であるという点です。
中には内見対応をしてくれるマンスリー会社も存在しますが、内見対応をしてくれるマンスリー会社は少ないのが現状です。
内見ができないことによって下記のようなデメリットが生まれます。
- 室内写真と現況が異なる場合がある
- 室内の広さが分かりづらい
- 細かい汚れ、臭いが分からない
- エントランス、共用部分が不透明
マンスリーマンションの情報サイトに掲載されている写真は、現在の室内状況の写真と異なっているケースも少なくありません。
最悪の場合は別号室や別物件の写真を間違って掲載している可能性も0ではありません。
また、写真だけでは室内の広さも感覚として分かりづらいですし、細かい汚れや臭いも確認することができません。
さらに、室内だけではなくエントランスなどの共用部分の確認ができない点も不安です。
一般的な賃貸契約の場合は「内見ができない」というケースはかなり少ないですが、マンスリーマンションの場合は内見ができないケースが一般的となる点には注意が必要と言えるでしょう。
しかし中には、内見に対応してくれるマンスリー会社も存在しますので、どうしても内見をしたい方はそのようなマンスリー会社で契約を結ぶとよいです。
下記の詳細記事で紹介しているマンスリー会社は、物件が空室であれば内見が可能ですので、よろしければ参考にご覧ください。
・【レオパレスのマンスリー契約】知っておくべき7つのポイント!
・大東建託マンスリーを利用した11名の口コミ評判!5つの重要ポイントを徹底解説!
・クリエイトマンスリーとは?口コミ評判など6つの重要ポイントを徹底解説!
・【口コミ評判あり】東京マンスリー21とは?6つの重要ポイントを徹底解説!
2.契約金は原則一括前払い
マンスリーマンションの契約金は、利用する期間の賃料等を一括前払いすることが一般的となっています。
そのため、「まとまったお金を一度に支払うことが難しい人」はマンスリーマンションの利用が少し厳しくなります。
しかしながら、毎月ごとの賃料払いに対応してくれるマンスリー会社や、クレジットカードで支払ってクレジットカード会社への支払いを分割払いにするなど、さまざまな対処法があります。
まとまった契約金を支払うことが難しい場合は、お部屋探しの段階から分割払いが可能か確認しておくと良いです。
3.友人や家族の宿泊・来客は不可
マンスリーマンションは基本的に契約者以外の利用を不可としています。
その理由は、単身契約で複数人でのマンスリーマンションを利用する不正を防ぐためです。
また、さまざまな犯罪を防ぐ理由もありますね。
ただし、事前に管理会社や管理人に申請をしておくことで、宿泊や来客を認めてくれるマンスリー会社もあります。
友人や家族を招き入れたいとお考えの方は契約前に確認しておくと良いでしょう。
4.家具家電・インターネット・水道光熱費
マンスリーマンションの多くは、
- 家具家電付き
- インターネット・Wifi完備
- 水道光熱費込み
となる物件が多いです。
しかし、家具家電付きと言っても最低限の家具家電しか取り揃えられていないマンスリー会社もあれば、日用品・消耗品・食器類など細かい備品までしっかり揃えられているマンスリー会社もあります。
さらにインターネット環境においてもしっかりと光回線が引かれている物件もあれば、レンタルポケットWifiで対応するマンスリー会社までさまざまです。
自分が希望する家具家電、インターネット環境が整っているかは事前にしっかりと確認しておく必要があるのでご注意ください。
また、水道光熱費は賃料に含まれていたり固定費で支払うマンスリー会社がほとんどですが、一般的な利用を超える水道光熱費に関しては追加で費用が発生する可能性がありますので、こちらも併せてご注意ください。
5.家具家電などの破損
家具家電付きはマンスリーマンションの大きなメリットです。
しかしながら、家具家電が設備として備えられていることで破損してしまい弁償費用が発生するデメリットもあります。
備え付けられている家具家電などは大切に扱うようにしましょう。
6.途中解約しても返金なし
マンスリーマンションでは、途中解約しても残りの利用日数分は返金されることはありません。
たとえば3ヶ月の利用で契約をした場合で2ヶ月しか利用しなくなったとしても、原則残りの1ヶ月分については返金されることはありませんのでご注意ください。
この点に関しても各マンスリー会社によって契約内容が異なりますので、途中解約についてもしっかり確認をして契約を結ぶようにしましょう。
7.延長利用ができない可能性がある
利用期間を延長してもらうことはマンスリー会社としても嬉しいことですので、基本的に延長利用できる可能性があります。
しかしながら、
「既に次の入居予定者が決まっているケース」
である場合は延長利用ができません。
延長利用をする可能性がある場合は契約時に事前に伝えておくことで、次の入居者募集を遅らせるなどの対応をしてくれるマンスリー会社もあるようです。
また、延長利用が可能な場合、事務手数料が発生するケースや、清掃費の差額を支払うケースが多いのでこの点においてもご注意ください。
まとめ
今回はマンスリーマンションを利用する際の7つの注意点について詳しく解説をいたしました。
マンスリーマンションは一般的な賃貸契約とは違い、
- 家具家電付き
- 短期間の利用可能
- 契約手数料が簡単
- 初期費用が安い
上記のようなメリットがある反面、
- 内見は原則不可
- 契約金は原則一括前払い
- 友人や家族の宿泊・来客は不可
- 家具家電・インターネット・水道光熱費
- 家具家電などの破損
- 途中解約しても原則返金なし
- 延長利用ができない可能性がある
今回お伝えした7つの注意点やデメリットも存在します。
当記事を参考にしていただき、あなたに合ったマンスリーマンションをお探しいただけましたら幸いです。
皆様のより良いお部屋探しを心よりお祈り申し上げます。
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