「大和ハウスのD-roomは良いって聞いたけど…
実際のところはどうなんだろう?
メリットデメリットを詳しく知りたい」
このような疑問にお答えします。
筆者は賃貸営業歴5年の賃貸営業マンです。
宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士の資格も保有しています。
全国に約60万戸の物件を管理している大和リビング。
高品質な賃貸物件として有名なD-roomも大和リビングが管理している物件です。
そんな大和リビングの物件をご検討されている方も非常に多いのではないでしょうか。
そして大和リビングの物件を検討するにあたり、メリットデメリットを知っておきたいとお考えになられている方も多いはずです。
そこで今回は大和ハウス(D-room)賃貸物件のメリットデメリットをまとめました。
メリット
- アフターサービスが充実
- セキュリティが高い
- 設備のグレードが高い
- 防音性が高い
- 契約プランが選べる
- 保証会社・火災保険料が掛からない
- 住み替え特典あり
デメリット
-
- 審査が厳しい
- 審査結果が遅い
- 入居申し込みから契約開始日までが早い
- 家賃が高い
- 礼金が付く物件が多い
メリット7選・デメリット5選の合計12選を詳しく解説をしていきます。
この記事をお読みいただくことで、大和ハウス(D-room)のメリットデメリットをしっかり理解することができますよ。
大和ハウス(D-room)のメリット
メリット
- アフターサービスが充実
- セキュリティが高い
- 設備のグレードが高い
- 防音性が高い
- 契約プランが選べる
- 保証会社・火災保険料が掛からない
- 住み替え特典あり
まずは大和ハウス(D-room)のメリット7選を詳しく解説していきます。
アフターサービスが充実
出典:大和リビング公式サイト
大和ハウスのD-roomはトップクラスでアフターサービスが充実しています。
- D.U-NET(インターネット無料)
- D-room TV(8万本以上の映画やドラマ見放題)
- D-room Books(毎日30分電子書籍読み放題)
- Web英会話
- 家具家電付き
- 道の駅
- 【D-room+限定】サマリーポケット(クラウド収納サービス)
- 【D-room+限定】キッチン&English(料理と英語が学べる)
- 【D-room+限定】music.jp Books(最新コミックが読める)
- 【D-room+限定】music.jp動画(新作画が楽しめる)
- 【D-room+限定】IoT D-room
全てのD-roomの物件で上記のサービスを受けられる訳ではないですが、D-roomの物件であればさまざまな手厚いサービスを受けることができます。
また、その他にも、
- D-roomカードポイントサービス
- 24時間トラブルサポート
など..D-roomは充実したアフターサービスが大きな魅力です。
セキュリティも充実
出典:大和リビング公式サイト
セキュリティ賃貸住宅としてCMを打っているだけあって、D-roomのセキュリティサービスは非常に充実しています。
オートロック、防犯カメラ、TVモニター付きインターホンをはじめ、ALSOKやセコムなどのホームセキュリティが導入されている物件が多いのが特徴です。
女性の単身の方やファミリーの方にとても好評なサービスですね。
設備のグレードが高い
一つ一つの設備のグレードが高いこともD-roomの人気の一つです。
一坪風呂や広々とした洗面台など…
出典:大和リビング公式サイト
アピールしやすいポイントが多く、賃貸営業マンとしても非常におすすめしやすい物件と言えます。
防音性が高い
軽量鉄骨造が多いD-roomですが、防音性も比較的高いと好評です。
あまり導入されている物件は少ないようですが、積水ハウスの「シャイド55」よりも遮音性が高い「サイレントハイブリッドスラブ50」という床材も開発しています。
騒音トラブルを避けたい人はサイレントハイブリットスラブ50が導入されているD-room物件を選択することで、騒音リスクを軽減することができるでしょう。
また、D-roomの防音性や騒音に関して詳しく解説している記事もございます。
ぜひ参考にご覧ください。
大和ハウスの賃貸物件(D-room)の防音性・騒音の評判は?【入居された方の意見も含めて解説】
契約プランが選べる
D-roomでは、
サツキ(通常プラン)
タダシ(初期費用軽減プラン)
それぞれの契約プランを入居者が選ぶことができます。
タダシの場合は、
- 敷金なし
- 礼金なし
- 更新料なし
となるものの、通常プランであるサツキよりも賃料が高くなるため、入居期間の総費用をしっかり計算してお得になるプランで契約するべきです。
サツキとタダシの詳しい内容は下記の記事にて詳しく解説をしていますので、ぜひ参考にご覧ください。
大和リビング(D-room)サツキとタダシとは?【賃料が高いデメリットに注意】
保証会社・火災保険料が掛からない
D-roomの物件は保証会社費用や火災保険料を大和リビングが負担してくれるため、費用が発生しないメリットがあります。
通常の賃貸契約では、保証会社費用は賃料の0.5ヵ月分、火災保険料は20,000円が相場ですので、大きな初期費用の軽減となります。
住み替え特典あり
出典:大和リビング公式サイト
D-roomからD-roomの住み替えでダイワリビングを通しての入居申し込みの場合は、
仲介手数料半額もしくは賃料半月分無料
上記の入居者住み替え特典を受けることできます。
D-roomからD-roomへの住み替えをご希望されている方は、大和リビングを通して契約を結ぶことで初期費用を安く抑えることができますね。
大和ハウス(D-room)のデメリット
デメリット
- 審査が厳しい
- 審査結果が遅い
- 入居申し込みから契約開始日までが早い
- 家賃が高い
- 礼金が付く物件が多い
こちらも一つひとつ解説していきます。
審査が厳しい
大和ハウスの賃貸物件では個人信用情報を元に入居審査を行うことが多いため、入居審査が厳しめです。
そのため、クレジットカードや携帯代の滞納歴がある人は特に注意が必要と言えます。
さらに詳しいD-roomの入居審査の厳しさや審査に落ちてしまうケースをまとめた記事もございます。
下記の記事もよろしければ参考にご覧ください。
大和リビング(D-room)の入居審査!7つの知っておくべきポイント
審査結果が遅い
また、D-roomの審査は結果が出るまでに時間が掛かることが多いです。
D-roomの審査結果は、
「一週間経っても結果が出ない…」
ことも珍しくありません。
そのため、急ぎ入居には対応しづらい不動産会社とも言えます。
D-roomの審査結果の遅さに関しても下記の記事にて詳しく解説していますので、よろしければ参考にご覧ください。
入居申し込みから契約開始日までが早い
審査結果が遅く、さらには入居申し込みから原則2週間以内に契約開始をしなければいけない決まりもあります。
そのため、入居申し込みから契約までゆとりが持ちづらいデメリットも発生する点に注意が必要です。
家賃が高い
D-room物件は、
- インターネット無料物件が多い
- その他アフターサービス充実
- 保証会社費用、火災保険料が掛からない
という事もあり、家賃は相場よりも高めに設定されています。
初期費用は比較的抑えられる物件もありますが、家賃の高さはハウスメーカーの中でもトップクラスに高いです。
礼金が付く物件が多い
大和ハウスのD-roomは、その他の不動産会社の物件と比べてかなり高品質な賃貸物件として有名です。
しかしその分、礼金が付く物件が多く初期費用が相場よりも高くなる傾向にあります。
良いものは高いということですね。
大和ハウスのD-roomの初期費用がどのくらい掛かるのかについては、具体例を用いて下記の記事で詳しく解説しています。
D-roomを検討されている方はぜひ参考にご覧ください。
大和リビング(D-room)の初期費用や仲介手数料はいくら?5つのポイントを徹底解説!
まとめ
今回は大和ハウスの賃貸物件(D-room)のメリットデメリットについて詳しく解説いたしました。
セキュリティの高さを筆頭に、高品質でアフターサービスも充実している賃貸物件ということもあり、人気が高くリピーターが多いハウスメーカー物件でもあります。
しかし入居審査や契約期間、礼金の高さなどのデメリット部分には注意が必要と言えるでしょう。
ぜひ当記事を参考にD-room物件をご検討いただけましたら幸いです。
皆様のより良いお部屋探しを心よりお祈り申し上げます。