「ハウスメイトで部屋探しを検討してるけど…
仲介手数料はいくらなんだろう?
仲介手数料は安くできる?
ハウスメイトの仲介手数料について詳しく知りたい!」
このような疑問にお答えします。
筆者は賃貸営業歴5年の賃貸営業マンです。
宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士の資格も保有しています。
全国に約100店舗(FC店除く)を展開し、2022年全国賃貸住宅新聞の仲介件数ランキングでは400社中3位であるハウスメイト。
2022年仲介件数ランキングの詳細はこちら→【2022年】賃貸仲介件数ランキングTOP10を徹底分析!
そんなハウスメイトでお部屋探しを検討されている方も多いと思います。
しかしお部屋探しをするにあたって気になるのが「仲介手数料」ですよね。
そこで今回はハウスメイトの仲介手数料について詳しく解説をしていきます。
- 仲介手数料の金額
- 仲介手数料とは
- 仲介手数料の割引サービス
- 仲介手数料の値引き交渉
おもに上記4つのポイントについて解説をしていきますので、この記事をお読みいただくことでハウスメイトの仲介手数料についてバッチリです!
ハウスメイトの仲介手数料は高い?
ハウスメイトの仲介手数料は賃料の1ヶ月分です。
賃貸契約の仲介手数料の相場は賃料の1ヶ月分ですので、ハウスメイトの仲介手数料は相場どおりと言えます。
実際に有名な仲介不動産会社は賃料の1ヶ月分の仲介手数料となることがほとんどです。
ピタットハウス | 賃料の1ヶ月 |
アパマンショップ | 賃料の1ヶ月 |
ホームメイト | 賃料の1ヶ月 |
いい部屋ネット | 賃料の1ヶ月 |
ハウスコム | 賃料の1ヶ月 |
タウンハウジング | 賃料の1ヶ月 |
また、仲介手数料には消費税も発生しますので、厳密にお伝えすると賃料の1ヶ月分+消費税となります。
「どうしても仲介手数料は抑えたい…」
このようにお考えの方は、筆者がおすすめする仲介手数料が安い不動産会社を下記の記事でご紹介しています。
よろしければ参考にご覧ください。
【賃貸営業マンおすすめ】仲介手数料が安い不動産屋5選!【最大無料】
「仲介手数料が安い賃貸不動産屋ってどこだろう? 仲介手数料が安い賃貸不動産屋について知りたい!」 このような疑問にお答えします。 筆者は賃貸営業歴5年の賃貸営業マンです。 宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士の資格も[…]
そもそも仲介手数料ってどんなお金?
仲介手数料とはお部屋探しをお手伝いした不動産業者に報酬として支払うお金です。
もちろん不動産業者も慈善事業ではありませんから、お客様に物件を紹介し成約となればその報酬をいただく形となります。
その報酬の名目が仲介手数料です。
不動産業者がお客様へ行うサービス
- 物件の紹介、物件の内見案内
- 貸主(オーナー)への交渉
- 契約手続き(書類作成や重要事項説明)
- お部屋探しから鍵渡し・入居までのサポート
- 管理物件の場合は入居後のアフターサービス
上記のように書き出していくと結構ありますよね。
仲介手数料は上記のようなさまざまなサービス料として支払う費用となります。
さらに詳しく仲介手数料について知りたい方は下記の記事も参考にご覧ください。
お部屋探し初期費用の仲介手数料って?金額相場や金額の違いを解説!
仲介手数料1ヶ月は違法?
仲介手数料1ヶ月は違法って聞いたことあるけど…
仲介手数料が賃料の1ヶ月だと違法なの?
宅建業法では賃貸契約における仲介手数料について以下のように定められています。
居住用建物の報酬額
貸主から賃料の0.5ヵ月以内
借主から賃料の0.5ヵ月以内
依頼者の承諾がある場合は、いずれか一方から賃料の1ヵ月分を受け取ることが出来る。ただし、この場合も貸主と借主から受ける報酬の合計額は、賃料の1ヵ月以内でなければならない
仲介手数料は消費税の課税対象
原則は借主から賃料の0.5ヵ月以内とされていますが、
「依頼者の承諾があればいずれか一方から賃料の1ヵ月分を受け取ることが出来る」
としています。
つまりしっかりと借主から承諾を得ていれば、仲介手数料が賃料の1ヶ月分であっても違法とはなりません。
また、仲介手数料は消費税の課税対象となりますので、賃料の1ヶ月+税まで請求が可能となっています。
そのため現在多くの不動産会社では、借主から承諾をもらい賃料の1か月分を受け取るものとして契約するケースが多いです。
ハウスメイトの仲介手数料が無料となるリピーター特典
出典:ハウスメイト公式サイト
ハウスメイトの仲介手数料は原則賃料の1ヵ月分となりますが、
「ハウスメイト管理物件からハウスメイト管理物件への引っ越し」
となるリピーターの方は仲介手数料が無料となります。
現在ハウスメイト管理物件に入居されている方は、次のお部屋もハウスメイト管理物件へ入居することでお得に賃貸契約が可能です。
ハウスメイトの仲介手数料は値引き交渉できる?
「仲介手数料を安く契約したい!」
と誰もが思うことでしょう。
結論としては、契約する物件がハウスメイトの大きな利益となる物件であれば、仲介手数料を割引してくれる可能性があります。
ハウスメイトにとって利益が高い物件とは、
- 広告宣伝費が高い物件
- ハウスメイト自社物件
となります。
それぞれ解説していきます。
利益が高い物件①広告宣伝費が高い物件
ハウスメイトはさまざまな不動産会社の物件を紹介しています。
自社物件(ハウスメイト管理物件)ではない他社物件での契約の場合、お客様から頂く仲介手数料の売り上げの他に、管理会社から広告宣伝費(紹介料)がもらえることもあります。
広告宣伝費は相場として賃料の1ヶ月分をもらえるケースが多いです。
また、数は少ないですが賃料の2ヶ月・3ヶ月分の広告宣伝費がもらえる物件もあります。
高額な広告宣伝費となれば、仲介手数料を割引してもしっかりとした利益を上げることができるので、仲介手数料を割引してくれる可能性もあると言えます。
利益が高い物件②ハウスメイト自社管理物件
そしてハウスメイトにとってハウスメイト自社管理物件の契約は、他社物件よりもかなり大きな利益となる契約となります。
- 仲介手数料
- 初期費用の売上
- 退去費用の売上
- 毎月の管理委託料
- オーナーの信頼
など…他社物件に比べてかなり利益が高いことがお分かりいただけると思います。
このように利益が高い自社管理物件だからこそ、仲介手数料の値引き交渉にも応じやすいと言えます。
また、最近は仲介手数料半額や仲介手数料無料の不動産会社も増えてきていますが、そのような不動産会社の多くは、
- 高額な広告宣伝費がもらえる物件
- 自社管理物件
上記2つの物件に絞っているので、紹介される物件数が少ない(対応可能な物件が少ない)などのデメリットがある点には注意が必要です。
反対に利益が低い物件も多い
反対に、広告宣伝費がほとんどもらえない物件や広告宣伝費が0円の物件も少なくありません。
そのような物件では、どんなにうまく交渉を持ちかけようとも、どんなに粘りこんでも仲介手数料の値下げをすることは難しいと言えます。
仲介手数料の値引き交渉はおすすめしない
契約する物件によっては高額な広告宣伝費がもらえたり、ハウスメイト自社管理物件は利益が高いことは事実です。
しかしながら、筆者としては仲介手数料の値引き交渉はあまりおすすめしません。
不動産業者がお客様へ行うサービス
- 物件の紹介、物件の内見案内
- 貸主(オーナー)への交渉
- 契約手続き(書類作成や重要事項説明)
- お部屋探しから鍵渡し・入居までのサポート
- 管理物件の場合は入居後のアフターサービス
仲介手数料には上記のサービス料としての意味合いが込められており、しっかりとサービスを受けた入居希望者(契約者)はその対価として支払うべき費用だと考えるからです。
また、あまりにしつこく仲介手数料の値引き交渉を行うと、担当営業マンに嫌われて結果として損をするケースも考えられます。
どうしても費用を抑えたい人は、仲介手数料の値引き交渉ではなく、
礼金交渉やフリーレント(前家賃無料)交渉
を行った方がよっぽど成功率が高いと言えます。
この点に関しましては下記の記事にて詳しく解説していますので、よろしければ参考にご覧ください。
・仲介手数料の値下げ交渉は可能?7つのコツと3つのおすすめしない理由
・礼金交渉で失敗しない4つのコツ!【賃貸営業マンが教えます】
まとめ
今回はハウスメイトの仲介手数料について詳しく解説をいたしました。
ハウスメイトの仲介手数料は原則賃料の1ヶ月分となりますが、ハウスメイト管理物件からハウスメイト管理物件への住み替えで仲介手数料無料のリピーター特典があります。
また、仲介手数料がもともと安い不動産会社へ来店することで、仲介手数料を安く契約することもできますね。
仲介手数料が安い不動産会社に関しては【賃貸営業マンおすすめ】仲介手数料が安い不動産屋5選!【最大無料】にてご紹介していますので、ぜひ参考にご覧ください。
皆様のより良いお部屋探しを心よりお祈り申し上げます。
「仲介手数料が安い賃貸不動産屋ってどこだろう? 仲介手数料が安い賃貸不動産屋について知りたい!」 このような疑問にお答えします。 筆者は賃貸営業歴5年の賃貸営業マンです。 宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士の資格も[…]