「一人暮らし用の部屋を探しているけど…
UR賃貸は一人暮らしに良いのかな?
UR賃貸の一人暮らしについて詳しく知りたい!」
このような疑問にお答えします。
筆者は賃貸営業歴5年の賃貸営業マンです。
宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士の資格も保有しています。
- 初期費用が安い
- 更新料なし
- 連帯保証人不要
- 保証会社不要
など…UR賃貸には多くのメリットがあります。
実際にこれから一人暮らしをされる方でUR賃貸を検討されている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、UR賃貸は二人以上~ファミリータイプ向けの間取りが多く、
「UR賃貸は一人暮らしに合わないのではないか…」
という疑問や不安を持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
結論から申し上げますと、
UR賃貸は一人暮らしにもおすすめです
もちろん全ての方におすすめできる訳ではなく、
「おすすめな人・おすすめじゃない人」
に分かれていきます。
そこで今回の記事では、
UR賃貸の一人暮らしがおすすめな人とおすすめじゃない人
を詳しく解説していきます。
この記事をお読みいただければ、現在一人暮らしでUR賃貸を検討されているあなたの疑問や不安を解消できるはずです。
UR賃貸の一人暮らしがおすすめな人
まずはUR賃貸の一人暮らしがおすすめな人を解説していきます。
UR賃貸の一人暮らしがおすすめな人は下記のような人です。
- 初期費用重視でお探しの人
- 広い部屋に住みたい人
- 連帯保証人がいない人
- 高齢者の人
- 退去費用を安く済ませたい人
特に、
「初期費用重視でお探しの人」
「広い部屋に住みたい人」
上記2つを重視してお探しされている方にはUR賃貸の一人暮らしはおすすめになります。
それぞれの項目を詳しく解説をしていきます。
初期費用重視でお探しの人
一人暮らしをされる方の中には、
「とにかく初期費用を抑えたい!」
という初期費用重視でお探しの方も多くいらっしゃることと思います。
そのような初期費用重視でお探しの方にはUR賃貸はおすすめです。
その理由は、
UR賃貸の初期費用は、一般的な賃貸物件よりも半分以上初期費用が安くなることも珍しくないからです。
なぜ一般的な賃貸物件よりも初期費用が安くなるのかというと、通常発生してくる、
- 礼金
- 仲介手数料
- 保証会社費用
- 鍵交換費用 など…
これらすべての初期費用がUR賃貸では掛からないためです。
初期費用を抑えられることによって、家具家電を一式揃えることもできますね!
また、UR賃貸では「更新料も無し」となっていますので、通常の賃貸物件で2年毎に賃料の1ヵ月分程の費用が発生する更新料も掛かりません。
長期の入居を考えている方はさらにUR賃貸はお得と言えます。
さらに詳しくUR賃貸の初期費用について知りたい方は、下記の詳細記事もぜひ参考にご覧ください。
UR賃貸のお得な割引制度もご紹介しています。
UR賃貸の初期費用は一般の賃貸よりも半分以上安い!【お得な割引制度も豊富】
広い部屋に住みたい人
一人暮らしでも「広い部屋に住みたい!」という希望条件を重視してお探しの方もいらっしゃるでしょう。
- 荷物が多い方
- 趣味部屋が欲しい方
- 寝室とリビングを分けたい方
など…一般的な1R・1Kでは狭すぎる方にはUR賃貸はおすすめです。
UR賃貸は2人以上~ファミリータイプ向けの物件が9割以上となりますので、希望する広さのお部屋をかなり見つけやすいはずですよ!
連帯保証人がいない人
UR賃貸の大きなメリットの一つが連帯保証人不要という点です。
一人暮らしされる方で連帯保証人となる方がいない人でも、UR賃貸なら安心です。
また、保証会社の利用も不要なので、家賃保証会社費用も抑えることができます。
高齢者の人
現在の一般的な賃貸契約では、孤独死リスクや家賃滞納リスクなどから年齢制限を設けたり連帯保証人を必須とする不動産会社が多いです。
しかしUR賃貸は、高齢者の方でも年齢制限なく連帯保証人不要で入居することができます。
民間の不動産会社で入居を断られてしまった高齢者の方にもUR賃貸はおすすめです。
また、高齢者の方のUR賃貸の入居条件についての詳細は下記の記事をご覧ください。
退去費用を安く済ませたい人
お部屋探しの際には軽視されがちな退去についてですが、高額な退去費用を請求されてしまったり、退去トラブルは現在でもまだ発生しています。
UR賃貸では国土交通省のガイドラインを基準として退去費用を算出しています。
そのため、不当な高額な退去費用を請求されてしまったり、退去トラブルが発生する可能性がかなり低いです。
UR賃貸の退去費用については下記の記事にて詳しく解説しています。
よろしければ下記の記事も参考にご覧ください。
UR賃貸の退去費用は高い?トラブル多い?実際の入居者の声は…
UR賃貸の一人暮らしがおすすめじゃない人
続いては、UR賃貸の一人暮らしがおすすめじゃない人を解説していきます。
UR賃貸の一人暮らしがおすすめじゃない人は下記のような人です。
- 部屋の広さを必要としない人
- 築年数が新しい物件が良い人
- 収入や貯蓄額が低い人
- 低所得者イメージを持たれたくない人
こちらもひとつひとつ詳しく解説をしていきます。
部屋の広さを必要としない人
おすすめな人でお伝えした反対ですね。
UR賃貸には1R・1Kといった一般的な単身者用の物件がほとんどありません。
ですので、部屋の広さを必要とせず1R・1Kの間取りでお探しの方にはUR賃貸はおすすめできません。
1R・1Kの物件をお探しの方は、一般的な賃貸物件で幅広い選択肢の中からお部屋探しをされた方が、希望条件に近い物件を見つけることができるでしょう。
築年数が新しい物件が良い人
UR賃貸には築年数が浅い物件や新築物件もございます。
しかしながら、1R・1K同様にその数はかなり少ないです。
もちろん皆さん築年数が古いより新しい物件の方が良いに決まっていますが、その中でも特に、
「築年数の希望だけは譲れない!」
という方にはUR賃貸はおすすめできません。
収入や貯蓄額が低い人
UR賃貸は、
- 連帯保証人不要
- 保証会社不要
- 高齢者の方の契約可能
- 生活保護の方の契約可能
ということもあり、審査がゆるいイメージを持たれいる方が多いのですが、実際は決して審査はゆるくありません。
特に収入による入居基準は厳しく、収入が低い方や貯蓄額が低い方はUR賃貸に入居することができません。
★単身者の収入による入居基準
家賃額 | 基準月収額 |
62,500円未満 | 家賃額の4倍以上 |
62,500円以上20万円未満 | 25万円以上 |
20万円以上 | 40万円以上 |
決してお金持ちしか住めないような、ものすごい高い基準月収額ではありませんが、
「誰でも簡単に入居できる」
といったような基準月収額ではないでしょう。
連帯保証人や保証会社が不要な分、ある程度の収入による入居基準を設けているとも言えますね。
しかしながら、UR賃貸は上記の条件だけではなく細かい入居基準の特例がございます。
上記の基準月収額をクリアされない方でも入居できる条件もございますので、UR賃貸の入居条件について詳しく知りたい方は下記の記事をぜひ参考にご覧ください。
【注意】UR賃貸の審査は厳しい!入居条件や落ちる理由を解説!
低所得者イメージを持たれたくない人
上記の項目と少し被りますが、
- 連帯保証人不要
- 保証会社不要
- 高齢者の方の契約可能
- 生活保護の方の契約可能
UR賃貸の上記のような背景から、
「UR賃貸は低所得者の方が住む賃貸住宅」
という誤認識を持った方も少なくありません。
もちろんUR賃貸は当然そんなことはなく、むしろ中・高所得者の方も非常に多いのですが、
UR賃貸=団地=低所得者の方
といったイメージをしてしまう方もいらっしゃいます。
低所得者イメージを持たれたくない人はUR賃貸は避けた方が良いかもしれませんね。
UR賃貸はお金持ちが借りる?低所得者は借りれない?【UR物件はピンキリです】
UR賃貸の一人暮らしに関するTwitterの意見
UR賃貸の一人暮らしに関するTwitterの意見をまとめました!
ぜひTwitterの意見も参考にしてご覧ください。
親の出資ゼロでガチの一人暮らし始めるならUR賃貸だな。間違いねぇ。敷金礼金仲介手数料で家具1式揃えられる()
— くるり (@DEADKURURI) February 15, 2019
更新月はお金多めに用意しないとダメなのよね・・・その絶望感わかる。一人暮らしなら更新料のないUR賃貸とかのお部屋に引っ越すのもアリよりのアリ、だけどURはインターネット回線の引き込みがもともとのものしか使えない縛りがあるので、検討するときには気を付けよう。
— くらとーま@弁護士って頭いいんじゃないんですか (@clatoughma) September 25, 2018
一人暮らししたすぎてUR賃貸漁りまくってる
— びんづめ子 (@binkosan1) June 29, 2018
会社の人はUR賃貸に一人暮らししてる人もいるよー!礼金仲介手数料更新料ないから、いい物件あるとかなりお得っぽい!あたしも今住んでるところ狭いから…ちょいちょい気にして物件見てたりする。
岩融の写真はマジで送ってほしい!(懇願
キナコ先生のイラスト好きでね、ファンなんだー( •̀∀•́ )✧— 透奈 (ℕ) (@ykn_kk7) February 9, 2018
UR賃貸で一人暮らししろとゆうが、そもそも新卒が住むような物件扱ってんのか?(・ω・)
— ちゃんえび (@korosuke4449) September 10, 2013
一人暮らししたくて、UR賃貸探したら。広いけど和室しかないんだ。和室にソファーベッドってなしだよね。
— ちょろ@MH4プレイ中 (@CieloAzul00) August 20, 2013
私はUR賃貸に住んでいるのだけど、築30年ちょいの高層。間取りは主に2DK。若い夫婦か、年配の方か、社宅として借り上げてるか、一人暮らしという感じで間があまりいない。
— ひよって呼んでいいか? (@hiyo_p) November 10, 2011
やはりUR賃貸の大きなメリットである「初期費用の安さ」を取り上げている方も多くいらっしゃいますね。
ただ、「UR賃貸で一人暮らし」となると全体で見ればそこまで多くはないと言えます。
メインはやはり夫婦の方、ファミリーの方、年配の方が主な入居者層になります。
上記のTwitterの方々の意見も参考にして頂き、UR賃貸へのご入居をご検討いただければと思います。
まとめ
今回はUR賃貸の一人暮らしについて、
「おすすめな人・おすすめじゃない人」
を詳しく解説いたしました。
特にUR賃貸の一人暮らしがおすすめできる人は、
初期費用重視で広めのお部屋をお探しの人
上記のような方にはUR賃貸の一人暮らしはかなり相性が良いです。
その他にご紹介したおすすめできる条件、おすすめできない条件も含めてぜひUR賃貸のご入居を検討してみてくださいね。
皆様のより良いお部屋探しを心よりお祈り申し上げます。