「これからアシストレントの審査を受けるけど…
アシストレントの審査は厳しいのかな?
審査に落ちてしまわないか不安…
アシストレントの審査について詳しく知りたい!」
このような疑問にお答えします。
筆者は賃貸営業歴5年の賃貸営業マンです。
宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士の資格も保有しています。
アシストレントはピタットハウスで有名なスターツグループの子会社である賃貸保証サービス株式会社の保証サービスです。
アシストレントの保証対象物件が、スターツグループで家賃管理をしている物件となりますので、
スターツピタットハウスの審査=アシストレントの審査
という形になります。
スターツピタットハウスは全国に100店舗以上ありますので、これからアシストレントの審査を受けるという方も多いことと思います。
しかしやはり入居審査に関して不安や疑問を感じている方も多いでしょう。
そこで今回はアシストレントの審査について詳しく解説をしていきます。
- 審査は厳しい?
- 入居審査の対象者
- 審査に落ちるケース
- 保証料
- 審査期間
おもに上記5つの内容について詳しく解説をしていきますので、この記事をお読みいただくことでアシストレントの審査についてバッチリですよ!
アシストレントの審査は厳しい?
まずさっそく結論からお伝えしますと、
アシストレントの審査は比較的ゆるい!
となります。
ですのでアシストレントの審査に関してはそこまで不安にならなくても大丈夫です。
アシストレントの審査がゆるい理由
家賃保証会社には大きく分けて「信販系の保証会社」と「独立系の保証会社」がありますが、クレジットカードなどのローンの滞納歴や自己破産歴など…
個人信用情報を主として審査を行うのは信販系の保証会社となります。
しかし、アシストレントは信販系の保証会社ではなく、独立系の保証会社です。
そのため、個人信用情報にキズがある人でもアシストレントの審査には全く影響がありません。
ですので、アシストレントの審査では個人信用情報にキズがあっても、収入に見合う家賃の物件を選択していれば、審査に通過できる可能性は高いと言えます。
クレジットカードや携帯代の滞納歴があると入居審査に落ちる?【賃貸営業マンが徹底解説!】
アシストレントは審査の受け入れも広い
さらにアシストレントの審査がゆるい理由として、
審査の受け入れ広い
という点も挙げられます。
年金受給の人 | 年金支払通知書 |
生活保護の人 | 生活保護受給証、生活保護決定通知書 |
無職の人 | 預貯金通帳 |
未成年の人 | 親権者同意書 |
外国籍の人 | 在留カード |
高齢者の方でも生活保護の方でも、無職の方でも…
アシストレントなら必要書類さえ揃っていれば、どなたでも審査を受けることができます。
アシストレントの審査に落ちてしまうケース
比較的審査がゆるいアシストレントの審査ですが、それでも100%審査に通過できるわけではありません。
アシストレントの審査に落ちてしまう場合をまとめましたのでご確認ください。
- 過去に家賃を滞納したことがある
- 収入に適していない家賃を選択
- 犯罪歴・前科がある
一つひとつ詳しく解説をしていきます。
過去に家賃を滞納したことがある
アシストレントの審査では、クレジットカードや携帯代の滞納歴などの個人信用情報を確認されることはありません。
しかし、家賃の滞納歴はある程度確認をされる可能性があります。
アシストレントは「全国賃貸保証業協会(LICC)」に加入しており、LICCに加入している保証会社の場合、LICCに加入している保証会社同士で家賃滞納歴などの情報を共有することができるからです。
つまり、過去にLICCに加入している保証会社で家賃を滞納したことがある方の場合だと入居審査に落ちてしまう可能性が高いということになります。
参考にLICCに加入している保証会社をまとめましたのでご覧ください。
- ジェイリース株式会社
- 全保連株式会社
- アーク株式会社
- 株式会社アクアインシュア
- 株式会社アルファー
- エルズサポート株式会社
- 株式会社近畿保証サービス
- 興和アシスト株式会社
- 賃住保証サービス株式会社
- ニッポンインシュア株式会社
- ホームネット株式会社
- 株式会社ランドインシュア
- 株式会社ルームバンクインシュア
出典:全国賃貸保証業協会
上記の保証会社を利用した物件で過去に家賃を滞納したことがある方の場合だと、アシストレントの審査に落ちてしまう可能性が高くなります。
収入に適していない家賃を選択
しっかりとお勤めされている方の場合でも、収入に適していない家賃を選択している場合は審査に落ちてしまう可能性があります。
しかし基本的には月収の1/3までの家賃を設定すれば入居審査には問題ありません。
収入に適していない家賃に関しましては下記の記事にて詳しく解説をしています。
よろしければ参考にご覧ください。
【入居審査】必要な年収手取りはいくら?嘘の年収を書いても大丈夫?
犯罪歴・前科がある
過去に犯罪歴や前科がある方は入居審査に通過することができません。
アシストレントの審査に限らず、多くの保証会社で審査に通過することが難しいでしょう。
以上、審査に落ちてしまう大きな3つのポイントをお伝えいたしましたが、逆に上記の3つのポイントをクリアされている方はほとんどの場合で入居審査に通過することができます。
アシストレントの審査は他の保証会社の審査と比べて比較的ゆるいので、あまり審査に関して不安にならなくても大丈夫です。
アシストレントの保証料
アシストレントの保証料は以下のとおりです。
★居住用
- 初回保証料:月額合計金額の50%(最低保証料20,000円)
- 月額保証料:月額総賃料の1.5%
★事業用
- 初回保証料:月額合計金額の80%(最低保証料20,000円)
- 年間保証料:月額総賃料の1.5%
家賃保証会社の保証料の相場は「初回月額合計の50%・1年毎に1万円」となりますので、アシストレントの保証料の金額はほぼ相場通りと言えますね。
アシストレントの審査期間
アシストレントの審査期間は比較的早いです。
入居申し込み当日に審査結果が出てくることも珍しくないでしょう。
アシストレントの審査は遅くとも2日~3日には結果が出ることがほとんどだと思います。
アシストレントの審査結果が3日以上経っても出てこない場合、書類不備などの問題が発生している可能性があります。
入居審査期間の詳しい内容は下記の記事にて解説をしていますので、よろしければ参考にご覧ください。
賃貸入居審査の期間はどのくらい?即日で結果出る?【賃貸営業マンが徹底解説します】
まとめ
今回はアシストレントの審査について詳しく解説をしました。
アシストレントの審査では、個人信用情報を確認されることはありません。
ですので、比較的ゆるめの家賃保証会社と言えます。
過去に家賃滞納をしたことがなく、収入に対して適した家賃の物件を選択していれば多くのケースで審査承認となるでしょう。
皆様のより良いお部屋探しを心よりお祈り申し上げます。