来月から彼氏と同棲をする予定…
カップルの同棲にはどの間取りが良いのかな?
カップルの同棲におすすめな間取りが知りたい!」
このような疑問にお答えします。
筆者は賃貸営業歴5年の賃貸営業マンです。
これまでに1000件以上の成約を頂いてきました。
宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士の資格も保有しています。
これから同棲をお考えのカップルの方々は期待に胸を膨らませていることと思います。
楽しくお部屋を探したり、家具家電を買い揃えたりする楽しみもあります。
しかしそれと同時に、
「どういった間取りを選べばいいんだろう?」
お部屋探しに関しての疑問や悩みにぶつかる人も多いはずです。
今回は賃貸営業マンの筆者が、
「同棲カップルにおすすめの間取り」
をランキング形式でお伝えしていきます!
是非この記事を参考にあなたにとってベストな間取りを選んでくださいね!
同棲カップルにおすすめな間取りランキング!
まずは賃貸営業マンの筆者がおすすめする間取りランキングをお伝えしていきます。
1位 | 1LDK |
2位 | 2DK |
3位 | 2LDK |
4位 | 1DK |
5位 | 3DK |
6位 | 1R・1K |
同棲カップルに筆者がもっともおすすめしたい間取りは1LDKとなります。
下記からは1位から6位までの各間取りの良い点悪い点を一つひとつ詳しく解説をしていきます。
同棲カップルおすすめ間取り1位:1LDK
1LDKの良い点
- 広々としたリビング空間を確保できる
- 広さを確保できる物件が多い
- 一緒にいる時間を長く保てる
- 築年数が新しい物件が多い
- 設備が充実した物件が多い
- 2LDKに比べて費用面を抑える事ができる
- さまざまなタイプの部屋を選べる
1LDKは広々としたリビングがあり、広さを確保できる物件が多いので、同棲カップルにちょうどよい広さの物件が多いです。
また、1LDKの間取りは、2,000年以降に建築された物件が多いので、築年数が新しい物件が多く、きれいで設備が充実した物件が多いです。
さらに人気の間取りとなる2LDKよりも費用面を抑えられる点も大きな魅力と言えます。
1LDKの悪い点
- プライベートな空間を保てない
- ケンカした時に気まずい
- 広さが足りない可能性がある
- 2DKや3DKの間取りと比べて家賃が高い
1LDKには居室が1つしかないため、プライベートな空間を保てなかったりケンカした時に気まずいと言った悪い点があります。
また、広さが足りない不安要素や、築年数が新しい物件が多いので費用面でのデメリットも大きいと言えるでしょう。
1LDKの間取りがおすすめな同棲カップル
- 一緒にいる時間をしっかり確保したい
- 費用面よりも築年数にこだわりたい
- 設備にもこだわりたい
- 広いリビング空間がほしい
1LDKの物件は全体的に築年数が新しいので、費用よりも建物の質を重視したい同棲カップルにおすすめの間取りです。
加えて、それぞれの個室が必要なく、一緒にいる時間をしっかり確保したい同棲カップルにもおすすめと言えるでしょう。
また、さらに詳しく1LDKの間取りについてまとめた記事もございます。
1LDKの特徴や実際に1LDKの間取りに住んだカップルの感想など…
気になる方はぜひチェックしてみてください。
カップルの同棲は1LDKがおすすめな7つの理由【賃貸営業マンが徹底解説!】
同棲カップルおすすめ間取り2位:2DK
2DKの良い点
- 費用を抑えられる
- カップルにちょうどよい広さ
- プライベートな空間を作れる
- ケンカしても逃げ場がある
2DKの間取りは2000年以前に建てられた物件が多いため、全体的に築年数が古いです。
そのため費用を抑えられる大きなメリットがあります。
また、DK(ダイニングキッチン)と2部屋の居室があるので、カップルが同棲するのにちょうどよい広さとなる物件が多いです。
さらに居室が2部屋あることで、プライベートな空間を確保でき、ケンカした際に逃げ場ができる点も2DKの良い点と言えます。
2DKの悪い点
- 築年数が古い物件が多い
- 設備面も古い物件が多い
- レイアウトの自由度が低い
- 和室がある物件が多い
2DKは全体的に築年数が古い物件が多いため、物件の質を重視したい同棲カップルには不向きとなります。
設備面での不満に加えて、和室がある物件も多いので、和室を避けたいカップルの場合は選択肢の幅が狭まるデメリットもあります。
また、1LDKのように広いリビング空間を確保できないので、レイアウトの自由度が低い点も2DKの悪い点と言えるでしょう。
2DKの間取りがおすすめな同棲カップル
- 物件の質よりも費用面を重視
- 居室2部屋ほしい
- 和室がある物件でも問題ない
2DKの最大の魅力は費用面を抑えることができることです。
毎月の家賃だけではなく、初期費用においても安く抑えることができるので、物件の質よりも費用面を重視したい同棲カップルにはもっともおすすめできる間取りです。
また、プライベートな空間を確保したい・それぞれの個室がほしいなど…
居室2部屋ほしいカップルにもおすすめです。
さらに2DKは和室がある物件が多いので、和室でも問題ないカップルであれば、費用を抑えられる2DKはおすすめとなります。
また、さらに詳しく2DKの間取りについてまとめた記事もございます。
2DKの特徴や実際に2DKの間取りに住んだカップルの感想、家賃相場の比較など…
ぜひ参考にご覧ください。
費用重視の同棲カップルの間取りは2DKがおすすめ!【1LDKより家賃安い】
同棲カップルおすすめ間取り3位:2LDK
2LDKの良い点
- 広さの不安がない
- レイアウトの自由度が高い
- プライベートな空間を確保できる
- ケンカした際に逃げ場がある
- 築年数が新しい物件が多い
- 設備が充実した物件が多い
2LDKの間取りは1LDKと2DKの良いとこ取りをした間取りです。
広々としたリビング空間があり、レイアウトの自由度が高い。
さらに2部屋あるのでプライベートな空間もしっかり確保できる。
加えて築年数が新しい物件が多く、設備面が充実している物件も多いです。
また、1LDKや2DKよりもさらに広さを確保することができるので、広さが足りない心配をする必要がない点も2LDKの良い点と言えます。
2LDKの悪い点
- 広すぎてしまう可能性がある
- 家賃が高い
カップルによってちょうどよい広さとなる間取りはさまざまですが、一般的には1LDK・2DKの間取りがベストの広さとなるカップルが多く、2LDKでは広すぎてしまう可能性が高まります。
さらに2LDKの最大のデメリットは家賃が高いことです。
また、家賃が高いことで初期費用も高くなりますので、予算に余裕があるカップルではないと2LDKの間取りは選択しづらいと言えます。
2LDKの間取りがおすすめなカップル
- 予算に余裕がある
- 荷物が多い
- 居室2部屋ほしい
- LDKスペースがほしい
- 築年数にこだわりたい
2LDKの間取りは費用面での負担が大きくなるため、予算に余裕があるカップルにおすすめしたい間取りです。
費用面が高くなる分、物件の質は高い物件が多いので、より快適に同棲生活を送ることができるでしょう。
ただし、結果として広すぎてしまう可能性がある点には注意が必要と言えます。
さらに詳しく2LDKの間取りについて知りたい方は下記の記事もぜひ参考にご覧ください。
【同棲カップルの間取り】2LDKはどう?家賃の高さに要注意!
同棲カップルおすすめ間取り4位:1DK
1DKの良い点
- 費用面が抑えられる
- 一緒にいる時間をしっかり確保できる
1DKはDK(ダイニングキッチン)に居室が1部屋ある間取りです。
ちなみにDKが8帖以上となると1LDKの間取りとなるため、上記の1DKの間取りは1LDKに近い1DKとなります。
1DKは、1LDKや2DKよりも広さを確保できなくなる分、費用面が抑えられるメリットがあります。
また、空間が狭くなることで、一緒にいる時間をしっかり確保できる点も良い点と言えるでしょう。
1DKの悪い点
- 狭い
- 物件数が少ない
- プライベートな空間を確保できない
1DKの間取りは、同棲カップルには狭い間取りであることが多いです。
荷物が収まらない、ストレスが溜まるなど…さまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。
また、1DKの間取りはそもそもの物件数が少ないため、選択肢の幅が狭い点もデメリットです。
加えて、プライベートな空間を確保できず、ストレスが溜まりケンカが多くなるなどの悪い点も考慮するべきでしょう。
1DKの間取りがおすすめなカップル
- 費用面を重視したい
- 狭くても大丈夫
- 一緒にいる時間を大切にしたい
1DKの大きなメリットは費用面を抑えられることです。
費用面をもっとも重視したい同棲カップルは検討の余地がある間取りと言えます。
また、お互い仕事をしており、家に帰って寝るだけ…
といった生活スタイルであれば、部屋の狭さも気にならないカップルもいらっしゃるでしょう。
上記のような同棲カップルにはおすすめできる間取りと言えます。
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同棲カップルおすすめ間取り5位:3DK
3DKの良い点
- 広さで悩む心配がない
- 3部屋確保できる
- 家賃や初期費用がやや安め
3DKは2DKから一部屋増える間取りとなりますので、
「彼氏・彼女それぞれのプライベートルームを確保してさらにリビングも確保できる」
といった贅沢な利用もできます。
それぞれが多趣味で荷物が非常に多く、それでいて一人の時間を大切にしたいカップルさんにはおすすめできる間取りですね。
また、2DK同様に2000年以前に建てられた物件が多く、全体的に築年数が古いため、家賃や初期費用を抑えられやすい点もポイントです。
3DKの悪い点
- 広すぎる
- 築年数が古い物件が多い
- 設備面も古い物件が多い
- 和室がある物件が多い
一般的には1LDKや2DKの間取りで広さが足りるカップルが多いため、3DKの間取りはほとんどのカップルで「広すぎる…」といった結果になりやすいです。
広すぎることで掃除も大変になるなどのデメリットも生まれます。
また、2DK同様、築年数が古い物件が多く、設備も古い物件・和室がある物件が多いです。
物件の質を求めるカップルには不向きな間取りとなります。
3DKの間取りがおすすめなカップル
- 荷物がかなり多い
- 3部屋絶対に必要なカップル
3DKの間取りがおすすめなカップルは、
3部屋が絶対に必要・荷物がかなり多い
など…3DKの広さが絶対に必要なカップルです。
当然、費用面は3DKよりも2DKの方が安くなりますので、広さが本当に必要なカップルではないと無駄な費用となってしまう可能性が高いので注意が必要と言えます。
現実的に3DKの広さを絶対に必要とするカップルは少数となりますので、3DKよりも1LDKや2DKを選択されるカップルが多いです。
また、広さが必要なカップルは3DKよりも2LDKを選択するカップルが多い点も、3DKの人気が低い大きな理由となります。
同棲カップルおすすめ間取り6位:1R・1K
1R・1Kの良い点
- 家賃が安い
- 掃除がしやすい
- 利便性が良い条件のお部屋が多い
- ずっと一緒にいられる
1R・1Kの物件は居室1部屋のみとなり、1DKよりもさらにコンパクトなお部屋です。
そのため家賃が安くなりやすい点が大きなメリットとなります。
また、広さがないことで掃除がしやすい点や、ずっと一緒にいられる点も良い点と言えるでしょう。
さらに1R・1Kは基本的に単身者用の物件となりますので利便性が良い物件が多い点もメリットです。
1R・1Kの悪い点
- 多くの物件が2人入居不可
- 広さが足りない
- 部屋が狭くストレスが溜まる
- 1人の時間が取れない
そもそも1R・1Kの物件は「単身者限定・二人入居不可」となる物件がほとんどです。
そのため、1R・1Kの物件で同棲したくても、選択肢の幅が狭いといったデメリットがあります。
また、やはり1R・1Kで同棲するには広さが足りないことが多く、ストレスが溜まりやすいです。
さらに一人の時間を確保することができないことも大きなストレスとなってしまうでしょう。
1R・1Kの間取りがおすすめなカップル
筆者のとしてはワンルーム・1K物件のふたり暮らしはおすすめしません。
ワンルーム・1Kのふたり暮らしはメリットよりもデメリットの方が大きく、そもそもほとんどのワンルーム・1Kの物件は「二人入居不可」となるからです。
しかし、費用面を大きく抑えられる点はメリットとなりますので、二人入居可能な物件で希望条件に合う物件があれば検討の余地はあると言えます。
また、実際に1R・1Kに入居したカップルの意見など…
1R・1Kの同棲についてさらに詳しくまとめた記事もございます。
1R・1Kの同棲を希望されている方は下記の記事もぜひ参考にご覧ください。
【やめとけ】ワンルーム1Kのふたり暮らし【そもそも契約違反の可能性大】
同棲カップルおすすめの間取り 比較表
同棲カップルにおすすめの間取り1DK~3DKを下記の項目ごとにそれぞれ比較した表をまとめました。
- 広さ(㎡数)
- 築年数
- 家賃や初期費用
一つひとつ表を用いて解説していきます。
★広さ(㎡数)
1R・1K | 15㎡~30㎡ |
---|---|
1DK | 30㎡~40㎡ |
2DK | 40㎡~50㎡ |
1LDK | 40㎡~50㎡ |
2LDK | 50㎡~70㎡ |
3DK | 50㎡~70㎡ |
物件により当然異なっていきますが、大体2DKと1LDKは同じくらいの広さとなる事が多く、2LDKと3DKが同じくらいの広さとなる事が多いです。
そして1DKの物件は最低でも35㎡はないと、同棲するのにはかなり手狭なお部屋となってしまいます。
荷物が多いカップルの方やプライベートを確保できる居室がしっかりほしい方は2LDKや3DKの間取りが理想でしょう。
★築年数
1R・1K | 古い物件から新しい物件まで |
---|---|
1DK | 古い物件が多い |
2DK | 古い物件が多い |
1LDK | 新しい物件が多い |
2LDK | 新しい物件が多い |
3DK | 古い物件が多い |
1DK、2DK、3DKの物件は2000年以降建てられた物件が少なく、築年数が20年以上経過している古い物件が多くなっていきます。
反対に1LDK、2LDKは築年数が浅い物件が多いので、築年数を重視してお探しされるカップルの方は1LDKや2LDKを中心にお探しされると希望の物件に辿り着きやすいでしょう。
★家賃や初期費用
1R・1K | 安い |
---|---|
1DK | 安い |
2DK | 安い |
1LDK | 高い |
2LDK | 一番高い |
3DK | 比較的安い |
広さを確保できない1R・1K・1DKは家賃が安く、さらに築年数が古い物件が多い2DKも家賃が安い物件が多いです。
反対に一番家賃が高いのは広さも取れて築年数が浅い2LDKとなります。
2LDKは人気が高い間取りですが、家賃や初期費用などの費用面が大きなデメリットとなります。
1R・1K・1DKは費用面を抑えられるものの、やはり同棲するには狭い物件が多く、よほど荷物が少ないカップルの方でないとおすすめはできません。
ですので、家賃や初期費用などの費用面を一番重視されるカップルの方には2DKがおすすめになります。
また、同棲カップルの家賃相場や初期費用が気になる方は下記の記事もご覧になってみてください。
・同棲カップルの家賃はいくら?平均相場や目安は?5つの注意点!
・同棲の初期費用は全額いくら?安く抑える方法や家賃5万円のケースを賃貸営業マンが徹底解説!
同棲カップルおすすめの間取りまとめ
今回は同棲カップルにおすすめな間取りをランキング形式でお伝えしました。
最後にまとめとして各間取りのポイントをまとめていきます。
ランキング | 良い点 | 悪い点 |
1位:1LDK | 広さがちょうどよい・物件の質が高い・広いリビング空間 | 費用が高い・居室は1部屋のみ |
2位:2DK | 広さがちょうどよい・費用が安い・居室2部屋ある | 築年数が古い物件が多い・広いリビング空間がない |
3位:2LDK | 物件の質が高い・居室2部屋ある・広いリビング空間 | 費用が高い・広すぎてしまう可能性 |
4位:1DK | 費用が安い | 狭い・築年数が古い物件が多い・広いリビング空間がない |
5位:3DK | 居室3部屋・費用が安め | 築年数が古い物件が多い・広いリビング空間がない・広すぎてしまう可能性 |
6位:1R・1K | 費用が安い | 狭すぎる・そもそも契約違反となる可能性が高い |
ベストな間取りはそれぞれのカップルの希望条件や荷物の量によって変わってくるでしょう。
是非この記事を参考にベストな間取りをお考えいただけましたら幸いです。
また、さらに詳しく同棲カップルのお部屋探しについて知りたい方は下記のまとめ記事もどうぞ!
皆様のより良いお部屋探しを心よりお祈り申し上げます。