同棲カップルの家賃はいくら?平均相場や目安は?5つの注意点!

同棲カップルの家賃はいくら?平均相場や目安は?5つの注意点!

「これから同棲を考えているけど…

家賃はいくらくらいが良いのだろう?

同棲カップルの家賃の平均相場が知りたい!」

このような疑問にお答えします。

筆者は賃貸営業歴5年の賃貸営業マンです。

宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士の資格も保有しています。

これから同棲をされるカップルさんは非常に楽しみな事が多いです。

一緒に部屋探しをして、家具家電も揃えて、レイアウトも考えて…

お互いの仲が一層親密になっていくことと思います。

しかし楽しみな事もあれば不安に感じる事も多いでしょう。

特にこれから初めてお部屋探しをされるカップルさんは、

「家賃はいくらくらいの物件を探したら良いのだろう?」

と悩まれている方も多いのではないでしょうか。

今回はこれまでに1000件以上成約を頂いてきた賃貸営業マンの筆者が、

同棲カップルの家賃について徹底解説していきます。

同棲カップルの家賃を考えていくうえで下記の5つの注意点がございます。

5つの注意点

  1. 家賃平均相場を確認する
  2. 月々の生活費を確認する
  3. 初期費用もしっかり考慮する
  4. 収入の1/4~1/3が理想
  5. 家賃の負担割合も予め決めておく

この5つの注意点を詳しく解説していきますので、この記事を読めば同棲カップルさんの家賃に関してバッチリですよ!

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同棲カップルの家賃の平均相場いくら?

同棲カップルさんの家賃はいくらくらいがいいのか?

その点を考えた時に、まずは同棲カップルの家賃の平均相場を知る必要があるでしょう。

しかし、家賃の平均相場はエリアによっても大きく異なっていきます。

そこで今回はあくまで比較として、同棲カップルに人気のある1LDK2K2DKの間取りのHOME’Sの三大都市圏平均家賃相場を見てみましょう。

地域 平均家賃下限~上限 中央値
東京23区 8.51万円(葛飾区平均)~
23.92万円(港区平均)
12.93万円(江東区平均)
東京26市 5.77万円(あきる野市平均)~
12.51万円(武蔵野市平均)
7.97万円(町田市平均)
大阪市24区 6.26万円(平野区平均)~
12.47万円(福島区平均
7.43万円(阿倍野区平均)
大阪府32市 5.24万円(阪南市平均)~
8.18万円(吹田市平均)
6.08万円(枚方市平均)
名古屋市16区 6.19万円(守山区平均)~
9.43万円(中区平均)
7.30万円(熱田区平均)
愛知県37市 4.22万円(田原市平均)~
7.22万円(安城市平均)
5.61万円(尾張旭市平均)

出典:ホームズ

やはり東京23区の平均家賃は非常に高いですね…

東京23区では約13万円程の平均家賃相場となります。

しかし東京以外のエリアであれば家賃の平均は大体6万円~7万円あたりになると思います。

実際に筆者は埼玉県エリアの不動産会社に勤めていますが、同棲カップルさんに人気のある2DKや1LDKの物件は5万円~8万円くらいが平均相場となっています。

また、家賃の平均相場はエリアだけではなく、間取りによっても異なっていきます。

間取りで悩まれてしまう同棲カップルさんも多いので、筆者の方で同棲カップルの間取りについて詳しくまとめている記事も是非参考にご覧下さい。

同棲カップルに贈る!賃貸プロおすすめの間取りランキング!

新婚夫婦の約41.9%が7万円~9万円の家賃を選択

また、一つの参考として新婚夫婦の41.9%が家賃7万円~9万円の家賃を選択しています。

3万円~4万円未満 0.5%
4万円~5万円未満 1.8%
5万円~6万円未満 4.6%
6万円~7万円未満 10.6%
7万円~8万円未満 20.8%
8万円~9万円未満 21.1%
9万円~10万円未満 11%
10万円~11万円未満 9.2%
11万円~12万円未満 5.5%
12万円~13万円未満 6%
13万円~14万円未満 2.7%
14万円~15万円未満 0.9%
15万円以上 5.1%
平均家賃 9.0万円

参考:新生活準備調査2015リクルートブライダル総研調べ

新婚夫婦の家賃相場
参考:新生活準備調査2015リクルートブライダル総研調べ

表と円グラフで新婚夫婦の家賃割合をそれぞれお伝えいたしました。

もっとも多い家賃となったのは、

「8万円~9万円未満で21.1%」

ほとんど差がない次点は、

「7万円~8万円未満で20.8%」

となりました。

7万円~9万円未満と考えますと、じつに全体の41.9%の新婚夫婦の方が7万円~9万円未満の物件を選択していることになりますね。

新婚で家賃10万円は高い?賃貸プロが平均相場を徹底解説!

同棲カップルの家賃の目安はいくら?

同棲カップルの家賃の平均相場は東京23区が約13万円、その他のエリアでは約5万円~8万円とお考えいただければと存じますが、それだけではなかなか家賃をハッキリと決める事は難しいです。

同棲カップルさんが家賃を考える時には下記の費用もしっかり考慮する必要があります。

考慮するべき費用

  • 同棲に掛かる生活費も考慮する
  • 月々の費用だけではなく初期費用も考慮

それぞれ詳しく解説していきます。

家賃以外に掛かる生活費もしっかり考慮しよう

同棲カップルさんが月々に掛かる生活費を「新生活準備調査2016(リクルートブライダル総研調べ)」を元に筆者の方で表にまとめました。

家賃 79,000円
食費 41,000円
光熱費・通信費 22,000円
保険料 22,000円
被服・理容 16,000円
交際費・趣味 26,000円
その他生活費 29,000円
合計 235,000円

家賃はリクルートブライダル総研調べの平均となった79,000円で計算しておりますが、同棲カップルさんが月々に掛かる生活費の合計は235,000円という結果になります。

家賃を引いた金額は156,000円

5万円の家賃の物件を選択しても、20万円以上は生活費が掛かってくる計算となります。

もちろん徹底して節約を行えば15万円前後で済むカップルさんもいらっしゃるかもしれませんが、ほとんどのカップルさんで月々の生活費は20万円を超えてきてしまうはずです。

こうした月々の生活費をしっかり考慮して、どのくらいの家賃設定にすべきかお互いにしっかり話し合って決めていきましょう。

さらに詳しく同棲カップルの生活費に関して解説している詳細記事もございます。

生活費は20万円で足りるのか?

気になる方は是非お読みになってみてください。

同棲の生活費は20万円で足りる?平均金額はいくら?徹底解説!

月々の費用だけではなく初期費用も考慮!

さらに月々の生活費だけではなく、引っ越しに掛かる初期費用もしっかり考慮しなければなりません。

考慮すべき初期費用は下記の3つです。

考慮すべき初期費用3つ

  • 賃貸契約の初期費用
  • 引っ越し代
  • 家具家電購入代

そしてそれぞれの初期費用の相場はおおよそ下記の通りとなります。

  • 賃貸契約の初期費用 家賃の5ヵ月~6ヵ月
  • 引っ越し業者代 5万円~10万円
  • 家具家電代 10万円~20万円

仮に8万円の家賃とすると同棲に掛かる初期費用の全額は55万円~78万円となります。

正直驚かれた方も多いのではないでしょうか。

しかし実際にこのくらいの費用は掛かってきてしまいます。

初期費用の全額が50万円を切れたらかなり安い費用であると言えるでしょう。

具体的な賃貸契約の初期費用の内容や、引っ越し代、家具家電代については下記の記事をご参照ください。

同棲の初期費用は全額いくら?安く抑える方法や家賃5万円のケースを賃貸営業マンが徹底解説!

同棲家賃の目安は収入の1/4~1/3

同棲家賃の目安は収入の1/4~1/3あたりで設定すると良いとされています。

例えば月収40万円の場合は10万円~12万円の家賃を。

月収30万円であれば7.5万円~10万円の家賃を選ぶ感じですね。

しかしこれはあくまで目安となる家賃設定です。

先程ご説明した、

  • 家賃の平均相場
  • 月々の生活費
  • 初期費用

をしっかり考慮しながらパートナーとよく話し合って「どのくらい家賃の物件を探していくか」を決めてくださいね!

関連記事>>【入居審査】必要な年収手取りはいくら?嘘の年収を書いても大丈夫?

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同棲家賃の負担割合はどうする?

また、同棲されるカップルさんがよく悩まれる問題として、

「家賃の負担割合をどうするか」

が挙げられます。

お金の問題や同棲の生活ルールをしっかり決めておかないと、同棲生活がスタートしてすぐに

「別れてしまった…」

なんて事にもなりかねません。

特に家賃の負担割合などのお金に関する問題は事前にしっかり決めておくべきです。

この家賃の負担割合に関してもそれぞれのカップルによって大きく異なります。

  • 家賃や生活費などを全て折半にするカップル
  • 家賃は全額彼氏、生活費は全額彼女が払うカップル
  • 高収入な彼氏がほぼ全ての費用を負担するカップル など…

さまざまなカップルさんがいらっしゃいます。

同棲カップルの家賃の負担割合についても詳しく解説している詳細記事がございます。

是非下記の記事を参考にして家賃の負担割合をお決めくださいね。

【必見】同棲カップルの家賃は折半?生活費や初期費用は?負担割合を徹底調査した件

同棲カップルの平均相場や目安 まとめ

同棲カップルの家賃について まとめ

今回は同棲カップルの家賃について詳しく解説致しました。

同棲カップルさんが家賃を決める際は、

  • 家賃平均相場を確認する
  • 月々の生活費を確認する
  • 初期費用もしっかり考慮する
  • 収入の1/4~1/3が理想
  • 家賃の負担割合も予め決めておく

上記5点に注意して家賃を決めてみて下さいね。

上記の点をしっかり考慮することで、無理なく楽しい同棲生活が送れるはずです!

皆様のより良いお部屋探しを心よりお祈り申し上げます。


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当ブログを最後までご覧いただき誠にありがとうございます。

現在お部屋探しをされている人の中には、下記のような悩みを抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

  • 賃貸の初期費用が高くて引越しできない
  • 家賃は予算内だけど初期費用が高すぎる物件がある
  • クレジットカードの分割払いの手数料を払いたくない
  • 初期費用を分割後払いにしたいけどできなかった

賃貸契約の初期費用は賃料の5ヶ月~6ヶ月分前後掛かりますので、賃料10万円の物件の場合、60万円以上の契約金が必要な物件がほとんどです。

さらにお引越しには「家具家電購入代や引っ越し費用」なども発生しますので、これらの費用を含めると総額100万円以上となってしまうケースも少なくありません。

また、分割後払いにしたくてもクレジットカード払いに対応している不動産会社ではないと分割後払いにできない点も賃貸契約の大きなデメリットの一つです。

そんな高額となりやすい賃貸の初期費用を分割後払いにできるサービスが「スムーズ」です。

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詳細記事>>【手数料なし】賃貸の初期費用を分割後払いできるスムーズとは?口コミ評判を含めた7つのポイント!

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