【賃貸営業マンが教える】同棲カップル部屋探しのコツ!知っておくべき14のポイント!

同棲カップルの部屋探しのコツ!知っておくべき14のポイント!

「これから部屋探しを考えているけど…

カップルで同棲する場合はどこに注意すればいい?

カップルの部屋探しのコツやポイントを知りたい!」

このような疑問にお答えします。

筆者は賃貸営業歴5年の賃貸営業マンです。

宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士の資格も保有しています。

これからカップルでお部屋探しをお考えの方はとても楽しみな気持ちが強いと思います。

しかし良い同棲生活を送るためには、

「自分たちの条件にしっかり合ったお部屋に住む」

ことが重要です。

快適な同棲生活を送れないと、

  • ケンカが絶えない…
  • すぐに別れてしまった…

なんてことにもなりかねません。

そこで今回は同棲カップルのお部屋探しのコツとして、

絶対に知っておくべき14のポイント

をお伝えしていきます。

この記事をお読みいただくことで同棲でのお部屋探しはバッチリです!

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同棲部屋探しコツとポイント①家賃

同棲カップルがお部屋探しでよく悩まれる大きな項目として「家賃」が真っ先に挙げられます。

一般的には収入の1/3の家賃で探した方が良いとされていますが、収入に対しての1/3だと生活が厳しくなるケースが多く、筆者としては収入の1/4くらいの家賃をおすすめしています。

もちろん、お互いに「高い家賃を出してでもグレードの高い物件に住みたい」という希望があるカップルなら収入の1/3の家賃でも良いかもしれませんが、「今後の為にしっかりと貯蓄もしていきたい」とお考えのカップルは収入の1/4以下の家賃の物件を選ばれる方が良いでしょう。

また、家賃を設定する際には「家賃の平均相場」を把握する事も大切です。

家賃の平均相場はエリアによって大きく異なりますが、同棲カップルのおおまかな家賃の平均相場は以下のとおりとなります。

同棲カップルの家賃の平均相場

  • 東京23区→約13万円
  • その他のエリア→約5万円~8万円

東京23区はどうしても家賃の平均相場が高くなります。

その他のエリアでは、家賃を抑えたいカップルは5万円前後物件のグレードにこだわるカップルは8万円前後の家賃の物件を選ばれることが多いです。

下記の記事ではさらに詳しく同棲カップルの家賃について解説していますので、ぜひ参考にご覧ください。

同棲カップルの家賃はいくら?平均相場や目安は?5つの注意点!

同棲部屋探しコツとポイント②初期費用

家賃に続いてお金に関わる大事な項目が初期費用です。

初期費用というと賃貸契約の初期費用を連想される方が多いと思いますが、それ以外にも引っ越し代や家具家電購入代が掛かることを忘れてはいけません。

賃貸契約の初期費用と引っ越し代、家具家電購入代を全て合わせていくとおおよそ50万円~80万円程の費用が発生していきます。

同棲に掛かる初期費用については下記の記事にて詳しく解説をしています。

初期費用を安く抑える方法や家賃5万円の物件の具体例などを詳しく解説していますので、ぜひ参考にご覧ください。

同棲の初期費用は全額いくら?安く抑える方法や家賃5万円のケースを賃貸営業マンが徹底解説!

初期費用を分割払いしたい人にはスムーズがおすすめ


出典:スムーズ公式サイト

また、高い賃貸契約の初期費用を分割払いしたい人には「スムーズ」がおすすめです。

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同棲部屋探しコツとポイント③生活費

毎月の家賃、初期費用。

その他にも入居してからの生活費について事前に話し合っておくことも大切です。

「新生活準備調査2016(リクルートブライダル総研調べ)」の生活費調査では、

同棲生活費平均22万円

となっています。

新婚夫婦の生活費
新生活準備調査2016(リクルートブライダル総研調べ)を参考に作成

同棲の生活費15万円~30万円未満の割合が75.4%となりますので、一般的な生活を送る場合では15万円~30万円未満の生活費となるでしょう。

また、20万円未満の割合は32.8%となりますので、生活費を20万円未満に抑えるには家賃を抑えたり、節約意識を高める必要があると言えますね。

関連記事>>同棲の生活費は20万円で足りる?平均金額はいくら?徹底解説!

同棲部屋探しコツとポイント④負担割合

最初に支払う初期費用、毎月の家賃、入居後の生活費など…

どのような負担割合で費用を支払っていくのかを事前に話し合うことで、

「お金のことで揉めてしまう」

ことを避けることができます。

多くの同棲カップルの意見を確認すると、

「毎月の家賃は彼氏が払い、生活費は彼女が負担する」

と言った意見が多かったです。

また、その他にも、

  • 彼氏が多めに支払う
  • 彼氏が全額支払う

収入が多い彼氏が多く負担する意見も多いです

同棲カップルの負担割合についてさらに詳しくまとめた記事もございますので、よろしければ参考にご覧ください。

【必見】同棲カップルの家賃は折半?生活費や初期費用は?負担割合を徹底調査した件

同棲部屋探しコツとポイント⑤部屋数・広さ

同棲する際には、

「1部屋で足りるのか?それとも2部屋必要?」

と疑問を抱いているカップルも多いでしょう。

結論としては、カップルの同棲であれば1部屋タイプの1DKや1LDKでも問題ないケースが多いです

しかしながら、

  • プライベートな空間を確保したい
  • それぞれの個室が欲しい

上記のような希望をお持ちのカップルも多いと思います。

そのようなカップルは2部屋ある2DKや2LDKタイプが良いでしょう。

また、同棲カップルの部屋数や広さについて詳しく解説している記事もございます。

よろしければ下記の記事も参考にご覧ください。

【賃貸営業マンが教える】同棲に必要な部屋数はいくつ?広さはどのくらい?徹底解説!

同棲部屋探しコツとポイント⑥間取り

部屋数や広さで悩まれている方がさらに悩まれるのが間取りについて。

カップルが選ばれる間取りは、二人入居可能な1R・1Kから3部屋ある3DKまで実にさまざまです。

その中でも同棲カップルにおすすめしたい間取りが1LDKと2DKです。

1LDKは広々としたリビング空間が最大のメリットで、築年数が浅い物件も多く、多少家賃が高くてもグレードの高い物件を希望されるカップルにおすすめの間取りです。

2DKは1LDKに比べて築年数が古い物件が多い分、費用面を抑えられるメリットがあります。

さらに2DKは2部屋確保できるので、プライベートもしっかり確保したいカップルにもおすすめです。

もちろんカップルによって、

「1DKの広さでも平気」

「2LDKや3DKの広さが必要」

など…それぞれのカップルによってベストな間取りは異なります。

同棲カップルのおすすめランキング記事もございますので、間取りでお悩みのカップルはぜひチェックしてみてください。

同棲カップルに贈る!賃貸プロおすすめの間取りランキング!

同棲部屋探しコツとポイント⑦収納

家賃や初期費用、間取りが決まってくると物件も絞られてきますが、意外と重要となるのが収納です。

実際にゼクシィが192人に調査した、

【部屋探し】引っ越してから気付いた! 意外と重要なポイント

の1位が収納でした。

出典:ゼクシィ

物件検索の段階ではあまり気にされる人が多くなかったのですが、実際に引っ越してから重要だったと気付く方が多いです。

同棲生活がスタートすると二人の共有物が少しずつ増えてくる傾向にあります。

特に最初から荷物が多いカップルの方は収納にはしっかり気を付けて物件を選んでいきましょう!

ふたり仲良く探せるアプリや仲介手数料が安いお部屋探しアプリなど…

失敗したくないお部屋探しをご希望されるあなたにおすすめの賃貸アプリとは?

【同棲カップルにおすすめ!】5つの部屋探しアプリを賃貸営業マンが紹介!

同棲部屋探しコツとポイント⑧設備

お部屋探しの際には設備や共同設備も気になるポイントです。

特に同棲カップルに気を付けてもらいたい設備は「TVモニターホン」や「オートロック」などのセキュリティ面に関わる設備

女性の一人暮らしの場合だと、しっかりセキュリティ面を重視されてお探しされる方が多いのですが、「彼氏がいるから安心」ということでセキュリティ面をあまり重視されていないカップルも多いです。

しかし実際には彼氏は仕事で帰ってくるのが遅く、彼女が一人で部屋にいる時間は結構多いものです。

ですので、「TVモニターホン」「オートロック」などのセキュリティ面にはなるべく気を付けて物件を探していくと良いでしょう。

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同棲部屋探しコツとポイント⑨築年数

築年数にもこだわりを持ちたいカップルさんは多いことでしょう。

誰しもが築年数が新しく綺麗な物件に住みたいと思うはずです。

しかし当然ながら、築年数が新しくなればなるほど家賃も高くなってきます。

さらに、最初から築年数が新しい物件に住んでしまうと、次にまた物件を探す際に現状のグレードを落とすことができず苦労することになります。

新築だったりハウスメーカーの高品質な賃貸物件は、同棲生活にも慣れていざ結婚…となってからでも良いのかなと筆者は考えます。

その時のためにも初めて同棲されるカップルは、なるべく築年数にはこだわりを持たずに幅広い選択肢の中から物件をお探しされた方が、より良いお部屋探しができることが多いです。

同棲部屋探しコツとポイント⑩エリア

お部屋探しをされる際に一番最初に決めると良いのが「エリア」です。

エリアを具体的に決めておくことで、エリアの特徴や家賃相場を初めに把握しながら物件を選ぶことができます

エリアを選ぶ際に最も重視すべき点が「職場へのアクセス」です。

職場へのアクセスを無視して物件を選んでしまったがために仕事に支障が出てしまう方も中にはいらっしゃいます。

物件だけの情報でさまざまなエリアを探すのではなく、やはり職場へのアクセスに重点を置いて最初にエリアを決めてしまうという方法が一番おすすめです。

お互いにしっかり仕事をされているカップルは特に職場へのアクセスに気を付けながらお部屋探しを進めていきましょう。

同棲部屋探しコツとポイント⑪駅距離

駅距離は家賃に大きく影響してくる条件です。

駅に近ければ近いほど家賃は高くなり、駅から離れれば離れるほど家賃は安くなります。

駅距離を決める際には家賃の変動に注意しながら、先程のエリアと同様に職場へのアクセスを重視して決めていくという点も大切です。

歩くのが好きだったり自転車に乗るのが好きな方で多少駅から離れても問題ない方や、車通勤でほとんど駅を利用されないカップルは、駅距離を離すことで家賃を抑えてグレードの高い物件を選ぶことも可能です。

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同棲部屋探しコツとポイント⑫周辺環境

いくら希望に近い物件があっても、コンビニやスーパーなどがすごい離れていたら大変ですよね?

  • コンビニ
  • スーパー
  • ドラッグストア
  • 郵便局
  • 銀行

利用頻度の高い買い物施設などの周辺環境もしっかり把握しながらお部屋探しを行うとなお良いでしょう。

ただし、その他の条件よりも比較的妥協しやすい条件かなと思いますので、あまり周辺環境にこだわり過ぎると隠れた良い物件が候補にあがらない事もありますのでご注意ください。

同棲部屋探しコツとポイント⑬防音性

賃貸住宅の永遠の課題となるのが「防音性」です。

近年は木造や軽量鉄骨造の物件でも、音が伝わりづらくはなってきていますが、それでもなかなか全ての生活音を遮断するのは難しいです。

防音性の強さを、建物構造別にを大まかに分けると下記の四段階となります。

  1. 鉄筋コンクリート造
  2. 鉄骨造
  3. 軽量鉄骨造
  4. 木造

鉄筋コンクリート造のマンションタイプの物件であれば、周りの生活音をあまり気にすることなく生活できる可能性が高まりますが、やはり家賃は高くなる傾向にあります。

反対に費用面で抑えられる木造はやはり音が伝わりやすく、騒音トラブルに巻き込まれるリスクが鉄筋コンクリート造よりも高まります。

このような防音性、騒音トラブルに関しては、建物の構造上だけの問題だけではなく、周りの入居者によっても大きく異なってきてしまうので非常に難しい問題です。

防音性を気にされる場合は、なるべくなら木造の物件は避けた方が無難ですが、仮に鉄筋コンクリート造にしたからといって100%騒音トラブルが発生しないという訳ではないので注意しましょう。

同棲部屋探しコツとポイント⑭両親

同棲カップルが意外と軽視されがちなのが「両親への連絡」です。

特にまだ若いカップルで同棲される方の場合は、しっかりと両親に連絡をして了承を得てからお部屋探しをするようにしましょう。

実際に筆者のお客様でも、テンションが上がってお部屋探しをしていたけど結局両親から同棲の許可が下りなかったというカップルは一組二組の話しではありません。

結局無駄なお部屋探しとならないよう、まずは両親にしっかりと同棲する事を伝えてから気持ち良くお部屋探しをして下さいね!

同棲カップル部屋選びから入居までの流れ

ここまで同棲カップルさんのお部屋探しのポイントを14個お伝えしていきました。

最後に大まかなお部屋選びから入居までの流れを解説していきます。

エリアをある程度決めて賃貸情報サイトでお部屋選び

まずはある程度のエリアを決めていきましょう。

エリアを事前に決めておくことで、お部屋選びが一気にスムーズになっていきます。

探すエリアが決まったら賃貸情報サイトを利用して、

「現在市場にどのような物件情報が出ているのか」

「家賃相場や特徴」
を確認していきましょう。

賃貸情報サイトを使わずに不動産会社へ直接足を運ぶよりも事前にしっかり賃貸情報サイトを利用した方が良いです。

現在はどの不動産会社も「良い物件であればあるほどしっかり賃貸情報サイトに掲載してお客様に来店してもらう」仕組みを取っていますので、賃貸情報サイトに載っている物件=不動産会社の全ての情報と言っても差し支えない状態となっています。

ですのでまずはエリアを決めて賃貸情報サイトで物件情報を確認することが第一ステップとなります。

ちなみに、賃貸営業マンの筆者がおすすめする賃貸サイトをまとめた詳細記事がございますので、よろしければ確認してみてください。

  物件を探す時期について

お部屋探しをされる方からよくご質問を頂くのが物件を探す時期について。

賃貸物件は物件を決定して入居申し込みをしてから2週間前後で契約開始(賃料が発生)としなければいけない不動産会社がほとんどです。

延ばせても入居申し込みをしてから1ヵ月が限界なので、入居したい時期から逆算して1ヵ月前から2か月前くらいから賃貸情報サイトを利用して物件情報を収集した方が良いでしょう。

また、建築中の新築や空予定の物件で「実際に内見ができない状態」でも先行して入居募集情報が出ています。

人気の物件は実際に内見ができない空予定の状態や、建築中の段階で入居が決定してしまうので、内見しなくても物件を決定できる方は入居したい時期から逆算して3か月前くらいから賃貸情報サイトで物件情報を確認していくと、さらに良い物件情報に出会える可能性が高くなります。

【賃貸プロが教える】同棲の部屋探し時期!物件探しはいつからがベスト?詳しく解説します!

不動産会社へ来店して内見・入居申し込み

賃貸情報サイトを利用して希望条件に合う物件が見つかったら不動産会社へ連絡して来店予約を行いましょう。

実際に来店することで、希望の物件以外にも担当の営業マンがおすすめしてくれる良い物件に出会えるかもしれません

実際に物件を内見して良い物件に巡り合えたら入居申し込みを行いましょう。

入居申し込みを行えば、仮押さえの状態となり他の人に物件を取られてしまう心配がなくなるので安心です。

また、下記で紹介している仲介手数料が安い不動産屋へ来店することで、初期費用を安く抑えることができます。

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入居審査・賃貸契約

賃貸契約の前に入居審査があります。

主に家賃を支払えるかどうかが一般的な審査内容となります。

入居審査はだいたい2日~3日で結果が出ることがほとんどです。

入居審査が「承認」となったら賃貸契約を結びます。

重要事項の説明を受けて、契約書類を取り交わし、契約金の入金を行います。

鍵の受け取り・入居

入居当日に不動産会社にて鍵を受け取って入居となります。

鍵の受け取る前までに、引っ越し業者の手配や家具家電の準備、ライフラインの開通連絡なども全てしっかり済ませておきましょう。

同棲部屋探しのコツとポイントまとめ

同棲カップル部屋探しのコツ!まとめ

今回は同棲カップルのお部屋探しのコツとポイントを詳しく解説いたしました。

非常に多くのポイントがあり、なかなか全てをすぐに把握すことは難しいと思うので、時折この記事を確認しながら重要なポイントをチェックして頂ければ幸いです。

同棲カップルさんのお部屋探し最大のコツは、

同棲の目的をハッキリさせること

そしてその目的を果たすために、二人でしっかり話し合ってお部屋探しを始める前に希望条件を固めておくことが、よりスムーズにより良いお部屋が見つかる一番の近道です。

皆様のより良いお部屋探しを心よりお祈り申し上げます。


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当ブログを最後までご覧いただき誠にありがとうございます。

現在お部屋探しをされている人の中には、下記のような悩みを抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

  • 賃貸の初期費用が高くて引越しできない
  • 家賃は予算内だけど初期費用が高すぎる物件がある
  • クレジットカードの分割払いの手数料を払いたくない
  • 初期費用を分割後払いにしたいけどできなかった

賃貸契約の初期費用は賃料の5ヶ月~6ヶ月分前後掛かりますので、賃料10万円の物件の場合、60万円以上の契約金が必要な物件がほとんどです。

さらにお引越しには「家具家電購入代や引っ越し費用」なども発生しますので、これらの費用を含めると総額100万円以上となってしまうケースも少なくありません。

また、分割後払いにしたくてもクレジットカード払いに対応している不動産会社ではないと分割後払いにできない点も賃貸契約の大きなデメリットの一つです。

そんな高額となりやすい賃貸の初期費用を分割後払いにできるサービスが「スムーズ」です。

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