「らくらくパートナーの審査を受けるけど…
らくらくパートナーの審査基準は厳しいのかな?
らくらくパートナーの審査について詳しく知りたい!」
このような疑問にお答えします。
筆者は賃貸営業歴5年の賃貸営業マンです。
宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士の資格も保有しています。
らくらくパートナーの審査を受けるということは積水ハウス不動産の物件に入居予定ということですね!
積水ハウス不動産の物件は非常に人気が高く、これから入居予定の方も楽しみにされている方が多いと思います。
しかしその前に入居審査に通過しなければなりません。
そこで気になるのが
「らくらくパートナーの審査基準は厳しいのか」
ということでしょう。
今回は実際にらくらくパートナーを利用している不動産会社の営業マンである筆者が、らくらくパートナーの審査について詳しく解説をしていきます。
- らくらくパートナーとは?
- 審査基準は厳しい?
- 緊急連絡先・連帯保証人について
- 審査に落ちてしまうケース
- 審査に落ちてしまった場合
- らくらくパートナーの保証料
- らくらくパートナーの利用をなしにできる?
- らくらくパートナーの特典
- らくらくパートナーの審査日数・期間
おもに上記8点について詳しく解説をしてきます。
この記事をお読みいただければ、らくらくパートナーの審査についてバッチリです!
らくらくパートナーとは?
らくらくパートナーとは、積水ハウスグループのマストパートナーズ株式会社が提供する家賃保証サービスです。
積水ハウスの賃貸物件は全て「らくらくパートナー」の家賃保証サービスを利用します。
積水ハウス不動産が管理する物件は全てらくらくパートナーを利用
最近の積水ハウス不動産の物件は「シャーメゾン」と呼ばれるブランドで高級な賃貸物件が多いですが、シャーメゾンも全てらくらくパートナーの審査を利用します。
らくらくパートナーには3つのプランがある
らくらくパートナーには下記の3つのプランがあります。
- らくらくパートナー個人用
- らくらくパートナー法人用
- らくらくパートナーグランドプラン
個人契約の方は「個人用」
法人契約を希望される方は「法人用」
サービス付き高齢者向け賃貸住宅のグランドマストに入居される方は「グランドプラン」となります。
一般的な個人の方は「個人用」のプランで契約して、家賃保証サービスを受ける形になります。
らくらくパートナーの審査基準は厳しい?
まずさっそく結論から申し上げますと、
らくらくパートナーの審査基準は厳しめ
となります。
らくらくパートナーの保証審査は「オリコ」や「アプラス」といった信販系の保証会社を利用するので、個人信用情報を第一とした審査基準となっているためです。
ですので、
- クレジットカードや携帯代の滞納歴がある方
- 自己破産歴のある方
などは、らくらくパートナーの審査に落ちてしまう可能性が高いです。
クレジットカードや携帯代の滞納歴があると入居審査に落ちる?【賃貸営業マンが徹底解説!】
らくらくパートナーの審査では連帯保証人や緊急連絡先は必要?
らくらくパートナーの審査では原則連帯保証人は必要ありません。
しかし、審査の内容によっては連帯保証人が必要となるケースもございます。
また、連帯保証人は原則不要でも、緊急連絡先は必ず必要になります。
緊急連絡先は基本的に親族の方でお願いされるケースがほとんどです。
事前に緊急連絡先になってもらう親族の方に声を掛けておくと審査はスムーズに進みます。
ちなみに、連帯保証人は家賃滞納時などの保証人となりますが、緊急連絡先は家賃などの保証義務はありません。
緊急連絡先はあくまでも万が一の時の連絡先となるだけですので、気軽にお願いして大丈夫です。
関連記事>>賃貸契約の緊急連絡先について知っておくべき4つのポイント!
関連記事>>賃貸契約の連帯保証人って?緊急連絡先や保証会社との違いは?
らくらくパートナーの審査に落ちてしまうケース
らくらくパートナーの審査に落ちてしまうケースをまとめると下記のとおりとなります。
審査に落ちてしまうケース
- 個人信用情報にキズがある
- 過去に家賃を滞納したことがある
- 収入に適していない家賃を選択
- 犯罪歴・前科がある
ひとつひとつ詳しく解説をしていきます。
個人信用情報にキズがある
上記でお伝えしたとおり、らくらくパートナーの審査では個人信用情報を確認して審査を行います。
そのため、個人信用情報にキズがある方の場合は審査に落ちてしまう可能性が高いです。
らくらくパートナーの審査に落ちてしまうほとんどの理由が個人信用情報にキズがあるケースとなるでしょう。
過去に家賃を滞納したことがある
また、過去にらくらくパートナーで家賃滞納などしたことがある場合も審査に落ちてしまう可能性が高くなります。
収入に適していない家賃を選択
しっかりとお勤めされている方の場合でも、収入に適していない家賃を選択している場合は審査に落ちてしまう可能性があります。
しかし基本的には月収の1/3までの家賃を設定すれば入居審査には問題ありません。
収入に適していない家賃に関しましては下記の記事にて詳しく解説をしています。
よろしければ参考にご覧ください。
【入居審査】必要な年収手取りはいくら?嘘の年収を書いても大丈夫?
犯罪歴・前科がある
過去に犯罪歴や前科がある方は入居審査に通過することができません。
らくらくパートナーの審査に限らず、多くの保証会社で審査に通過することが難しいでしょう。
以上、審査に落ちてしまう大きな4つのポイントをお伝えいたしましたが、逆に上記の4つのポイントをクリアされている方はほとんどの場合で入居審査に通過することができます。
らくらくパートナーの審査に落ちた場合
過去にクレジットカードや携帯代の滞納歴などがあり、らくらくパートナーの審査に落ちてしまう方は少なくありません。
しかし、らくらくパートナーの審査に落ちてしまってもCasaという比較的審査のゆるい保証会社で再審査を受けることが可能な場合もあります。
Casaは信販系の保証会社ではないので、信用情報は審査に影響が少ない保証会社となります。
実際に筆者のお客様で自己破産をされている方がCasaの審査に通過して積水ハウス不動産の物件に入居されたこともあります。
ですので、らくらくパートナーの審査はやや厳しめではありますが、Casaの審査は比較的ゆるいので積水ハウス不動産の物件の入居審査はそこまで厳しくはないと言えます。
関連記事>>Casaの審査はゆるい?厳しい?審査日数や審査に落ちるケースとは?
らくらくパートナーの保証料
らくらくパートナーの保証料は3つのプランで異なっていきます。
それぞれお伝えしていきます。
★個人用
初回保証料:2万円(税別)
継続保証料:月々月額合計の1%~
★法人用
初回保証料:3万円(税別)
継続保証料:月々月額合計の1.2%~
★グランドプラン
初回保証料:5万円(税別)
継続保証料:月々月額合計の1.5%~
らくらくパートナーの利用をなしにできる?
「自分にはしっかりとした連帯保証人がいるから、らくらくパートナーの利用をなしにして費用を抑えたい!」
このようにお考えになられる方も多いと思いますが、積水ハウス不動産は「らくらくパートナーの利用を必須」としています。
そのため、しっかりとした連帯保証人を立てることができても、らくらくパートナーを利用して賃貸契約を結ぶ形となります。
これは積水ハウス不動産の物件に限らず、最近は9割以上の物件で家賃保証サービスの利用が必須となっています。
この点については残念ながら諦めていただくほかにないでしょう。
らくらくパートナーの特典
らくらくパートナーに加入をするといくつか特典を受けることができます。
特典①口座振替賃料分ポイントが貯まる
利用するオリコやアプラスなどの信販会社提携カードを新規で発行すると、毎月の口座振替賃料等相当分のポイントを貯めることができます!
クレジットカードを発行したい方、ポイントを貯めたい方にはおすすめです。
特典②住み替え特典
次回の住み替えでも積水ハウス不動産の物件(らくらくパートナー利用物件)であれば、初回保証料が半額になります。
次回の引っ越しも積水ハウス不動産の物件にすることで多少保証料を安くすることができますね。
らくらくパートナーの審査日数・期間
らくらくパートナーの審査日数・期間は申し込み当日に結果が出ることが多いです。
筆者の不動産会社のらくらくパートナーはオリコと提携しているのですが、早い時は30分も掛からずに審査結果が出てくることもあります。
これは提携している信販会社にもよるのかもしれませんが、遅くとも2日~3日には結果が出るでしょう。
らくらくパートナーの審査が3日以上経っても結果が出ない場合、書類不備などの問題が発生している場合がございます。
詳しくは下記の記事で解説をしておりますのでよろしければ参考にご覧ください。
賃貸入居審査の期間はどのくらい?即日で結果出る?【賃貸営業マンが徹底解説します】
らくらくパートナーの審査は土日でも行われる?
らくらくパートナーの審査は土日でも行われます。
ですので、土日でもらくらくパートナーの審査が滞ってしまうことはありませんが、物件の管理会社である積水ハウス不動産側の審査が土日だと行われません。
そのため積水ハウス不動産の物件を土日にお申し込みした場合、審査結果が出るのは早くとも月曜日となります。
らくらくパートナーの審査に通過すれば積水ハウス不動産の審査も問題なく通過できることがほとんどですが、積水ハウス不動産側の審査もしっかり行われている点にはご注意ください。
シャーメゾン(積水ハウス)の賃貸審査に通るには?6つのポイントを解説!
まとめ
今回はらくらくパートナーの審査について詳しく解説をいたしました。
らくらくパートナーの審査基準は信販系の保証会社を利用するので、やや厳しめと言えます。
しかし、万が一らくらくパートナーの審査に落ちてしまったとしても、保証会社Casaにて再審査が可能なことがほとんどです。
ですので、あまり積水ハウス不動産の物件の入居審査に不安にならなくても大丈夫ですよ!
また、積水ハウスの賃貸物件シャーメゾンについて詳しく解説している記事もございます。
ぜひ参考にご覧になってみてください!
【シャーメゾンの全てが分かる】32名の口コミ評判!7つの真実とは?
皆様のより良いお引っ越しを心よりお祈り申し上げます。