家賃保証会社ってどこが有名なんだろう?
売上が高い家賃保証会社ってどこなのかな?
家賃保証会社について詳しく知りたい!
このような疑問にお答えします。
筆者は賃貸営業歴5年の賃貸営業マンです。
宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士の資格も保有しています。
実際に個人オーナー様で家賃保証会社の利用を検討されている方もいらっしゃると思います。
どこの家賃保証会社にするか検討する際に、
よく利用されている家賃保証会社
有名・人気のある家賃保証会社
上記2点に該当する家賃保証会社はどこなのか気になるのではないでしょうか。
そしてこれらは「売上が高い家賃保証会社」を見ていくことでほとんど解決できる問題ではないかと思います。
そこで今回は家賃保証会社売上ランキングTOP5をお伝えしていきます。
今回お伝えする売上ランキングは、
「公式サイトなどで売上がしっかり明記されている家賃保証会社のみ」
となっています。
オリコフォレントインシュアなど直近の売上高が公開されていない家賃保証会社はランク外としていますのでご了承ください。
オリコフォレントインシュアの売上高は推測で100億円前後なので、TOP5に入る売上高なんですけどね…
ということで少しあいまいなランキングとなってしまうかもしれませんが、ぜひ参考にご覧頂けますと幸いです。
家賃保証会社売上ランキングTOP5
1位:日本セーフティー
売上高 | 168億7300万円 |
純利益 | 37億5400万円 |
設立 | 1997年2月 |
資本金 | 9,900万円 |
短評 | 取扱店舗数5万店舗超え |
公式サイト | http://www.nihon-safety.co.jp/ |
家賃保証会社売上ランキング1位は日本セーフティーです。
年々順調に売上高を伸ばし続けており、2019年12月期では168億円の売上高となっています。
画像引用:日本セーフティー公式サイト 決算情報
5年前に売上高100億円を突破して、現在では早くも168億円。
このまま順調に伸ばし続ければ2年後3年後には200億円突破も見えてきますね。
そして売上高をしっかり伸ばしながら、営業利益・純利益もしっかり伸ばせています。
画像引用:日本セーフティー公式サイト 決算情報
このように売上高を順調に伸ばし続ける要因はさまざまあるかと思いますが、その一つの要因として取扱店舗数の増加が挙げられます。
画像引用:日本セーフティー公式サイト 取引実績
取扱店舗数も年々着実に増加し続けており、
取扱店舗数の増加=売上高増加
上記の図式が成り立っています。
日本セーフティーは審査基準がかなりゆるめであるため、審査承認率が高いです。
そのため、不動産会社としても個人オーナーとしても非常に使い勝手が良い家賃保証会社と言えます。
実際に筆者の不動産会社でも日本セーフティーを利用していますが、やはり審査承認率はかなり高いです。
このような背景からも、今後ますます日本セーフティーは安定して伸びていくのではないかと思います。
また、日本セーフティーについてさらに詳しく解説している詳細記事がございます。
よろしければ下記の記事も参考にご覧ください。
2位:全保連
売上高 | 約140億円(今季予測約160億円) |
経常利益 | 約24億円(今季予測約30億円) |
設立 | 2001年11月 |
資本金 | 9,950万円 |
短評 | 累計契約数250万件突破 |
公式サイト | https://www.zenhoren.jp/ |
全保連の2019期の売上高はまだ予測値のままでした。
予測値でみると1位の日本セーフティーとほとんど差がないことが分かります。
現在の家賃保証会社界の2強と言っても良いのではないかと思います。
全保連も日本セーフティーと同じく、年々売上高を安定して伸ばし続けている家賃保証会社です。
画像引用:全保連公式サイト 業績推移
まだ予測値ではありますが、近年の伸び率としては日本セーフティー以上でしょうか。
そして売上高の増加に合わせて経常利益も順調に右肩上がりです。
画像引用:全保連公式サイト 業績推移
そして日本セーフティーと同じく、売上高の増加の背景には取扱店舗数の増加が見えます。
画像引用:全保連公式サイト 業績推移
全保連の場合は取扱店舗数ではなく「協定会社数」となっていますので、店舗数に換算すると日本セーフティーと同じくらいになるのかもしれません。
また、ミニミニやタウンハウジングなどの大手仲介不動産会社が全保連を利用していることも売上高が大きい要因の一つと言えます。
さらに全保連では、年間申込件数も公表してくれています。
画像引用:全保連公式サイト 業績推移
申込件数も年々増加しており、累計の申込件数は250万件を突破したようです。
もちろん申込件数が増えれば売上高も増加していきますので、申込件数が年々増加傾向にあることは非常にプラスですね。
今後も日本セーフティーと併せて上昇していく家賃保証会社と言えるでしょう。
また、さらに詳しい全保連の内容は下記の記事をご参照ください。
3位:日本賃貸保証(JID)
売上高 | 112億6,200万円 |
経常利益 | 24億4,200万円 |
設立 | 1995年7月 |
資本金 | 7億9,500万円 |
短評 | 賃貸保証システムのパイオニア企業 |
公式サイト | https://jid-net.co.jp/business/ |
日本賃貸保証(JID)は1995年設立の賃貸保証システムのパイオニア企業です。
その長い歴史の中でしっかりと売上高を伸ばし続けており、売上高は100億円を突破しています。
画像引用:日本賃貸保証公式サイト 取引実績
そしてしっかりと売上高を伸ばしている背景には、やはり取扱店舗数の増加と契約数の増加があります。
画像引用:日本賃貸保証公式サイト 取引実績
画像引用:日本賃貸保証公式サイト 取引実績
店舗数としては上位2社に離されてしまっている感はありますが、契約件数は全保連とほぼ同数。
なんとか日本セーフティー・全保連に喰らいついて上昇をしていきたいところですね。
また29年度の取引実績が更新され次第、こちらの記事も更新をしていきます。
日本賃貸保証の詳細記事
4位:Casa
売上高 | 94億3,600万円 |
経常利益 | 15億7,700万円 |
設立 | 2013年8月 |
資本金 | 15億円 |
短評 | 東証一部上場企業。来季予測では104億円の売上高 |
公式サイト | https://www.casa-inc.co.jp/ |
第4位には2013年設立の株式会社Casaがランクインです。
東証一部上場の安定企業と言えます。
Casaも年々売上高を伸ばし続けている家賃保証会社です。
画像引用:2020年1月期決算説明資料
売上高とともに営業利益・経常利益もしっかり伸ばしていますね。
その背景には「新規契約数」と「保有契約数」の増加が見て取れます。
画像引用:2020年1月期決算説明資料
Casaは来季の売上高予測を104億円としており、順調に成長を見せることができれば来季は大台の100億円突破は間違いなさそうです。
今後のCasaのさらなる成長に期待ですね。
Casaの詳細記事
5位:ジェイリース
売上高 | 70億5,000万円(予測値) |
経常利益 | 1億500万円(予測値) |
設立 | 2004年2月 |
資本金 | 7億1300万円 |
短評 | 東証一部上場企業 |
公式サイト | https://www.j-lease.jp/ |
Casaと同じく東証一部上場を果たしているのがジェイリースです。
ジェイリースの2020年3月期の売上高は予測値で約70億円となっています。
しかし、売上高としては上昇を続けているものの、経常利益は上位の家賃保証会社のように順調に利益が上がっている訳ではありません。
2020年5月1日は予測値であった経常利益を2億2,000万円から1億500万円の52.3%もの下方修正としています。
前期も1億4,600万円の赤字ですし、なかなか厳しい状況が続いてると言えますね…
その他、協定件数や申込件数を見ても大きな上昇は見られず、売上高としては高いもののしばらくは苦しい状況が続くのかもしれません。
また、ジェイリースの詳細は下記の記事をどうぞ。
番外編:4CS(フォーシーズ)
売上高 | 約33億円 |
経常利益 | 1億500万円 |
設立 | 1999年3月 |
資本金 | 3億3200万円 |
短評 | 審査承認率98%以上 |
公式サイト | https://www.4cs.co.jp/ |
ここまでTOP5を解説してきましたが、最後に番外編として順調に売上高・経常利益が増加している家賃保証会社をご紹介します。
それが4CS(フォーシーズ)です。
フォーシーズは審査承認率98%以上の実績を誇り、審査のゆるさに定評がある家賃保証会社です。
画像引用:フォーシーズ公式サイト 実績
ご覧のように右肩上がりで売上高を伸ばしている家賃保証会社です。
また、フォーシーズは売上高の上昇とともに経常利益もしっかり伸ばしています。
画像引用:フォーシーズ公式サイト 実績
取扱店舗数や契約数などは明記されていませんが、高い審査承認率と引き換えに、相場よりも高い保証料設定としていることでうまく売上高・経常利益を伸ばせているのではないかと思います。
詳しいフォーシーズの内容はぜひ下記の記事を参考にご覧ください。
4CSの詳細記事
まとめ
今回は家賃保証会社売上ランキングTOP5+1社をご紹介いたしました。
実際に売上高を公開していない家賃保証会社も存在しますので、正式なランキングという形にはなりませんが大きな目安としては参考になるかと思います。
このランキングは随時更新をしていく予定ですので、気が向きましたらまたご覧いただけましたら幸いです。
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